夕飯後、息子が言いました。

 

「お風呂入りたくない。」

 

部活して汗かいてテカテカしてるし、汚いですけど?

と思いながら聞いていると、

 

「でも、ゲームしたい。」

(立ち上がって両手を広げ)

 

「さあ!入ろう!ゼル伝のために!!」

 

と、言って勢いよくお風呂へ向かって行きました。

 

舞台俳優か。 笑

 

 

(ゼル伝は「ゼルダの伝説」という最近発売された

人気のゲームです)

 

いいですねぇ。

 

「したくないこと」

 

を「何のためにする?」と、ポジティブな視点から見て

捉えなおして、

 

「~~したい」

 

に変えてますね。

 

あなたも何かしたくない時、面倒になった時、

使ってみてくださいね。

 

さて、前回は

「勉強しなさい」と言わないでも自主的に勉強してくれて親はすごく楽になる方法

として

 

①子育ては目標からの逆算

②一緒にする

③声掛けは「勉強しなさい」ではなく

「勉強するよー!」

 

をお伝えしました。

 

 

 

今回は続きとして、こちら。

 

 

④セルフイメージを高くする

 

セルフイメージとは、

自分に対して持っているイメージです。

 

「私って、こんな人」

「私はこれが得意な人」

「僕はこれは苦手な人」

 

こんな感じですね。

勉強が嫌で、なかなかしないという子は、

 

「自分は勉強はあまりできない」

 

と思っているかもしれません。

 

それを「自分は出来るんだ!」

 

という高いセルフイメージを持つようにサポートします。

 

「自分は勉強ができない」

 

というセルフイメージを持っていると、

もしかしてがんばってやってみたらできるかもしれないのに、

「できない」

と思い込んでいるので、

いつも

「できない自分」

が実現してしまうのですね。

 

逆に、

 

「自分は勉強ができる」

 

というセルフイメージを持っていると、

「できる」というのが前提ですから、

ちょっと大変でもがんばれたり、チャレンジして、

「できる自分」を実現しようとします。

私の娘は英語が得意で、英語に関して高いセルフイメージを

持っていました。

高校では順位が出るので、いつも高い順位を取っていました。

でもなかなか1位が取れないので、

「私よりできる人がいる!ん~~!」

とキリキリして悔しがっていました。

 

でも、簡単に高得点が取れていたわけではありません。

コツコツと長い時間をかけていつも勉強していました。

それは「自分は英語には自信がある、高得点を取れる」

というセルフイメージがあり、そういう前提があったので、

大量の課題も早くから準備し、自主的に取り組むことが

出来ていたからです。

 

 

「勉強しなさい!」と言われないとなかなかしない子は

勉強に対する苦手意識を払拭でき、

「できるかも!」

と思うことができれば、勉強に対する取り組みは

きっと大きく変わって来るでしょう。

 

 

⑤観察し、予習する

 

では、どうやったら高いセルフイメージを持たせるようにできる

のでしょうか?

まず、②で「一緒に勉強する」ことをお伝えしましたが、

その時に、子供がちゃんとできているのか、観察します。

間違っていたら、指摘したり、教えるだけではなくて、

そもそもきちんと理解しているのか、

どこがわかっていないのかを把握します。

 

息子が小学生の時、なんか間違いが多いな、

と思ってよく見てみると、割り算のひっ算のやり方が

よく理解できていないようでした。

そこで、割り算のひっ算のプリントを用意し、

理解した上で繰り返し練習しました。

何を理解できていなくて間違えたのか、を追及しましょう。

 

それから、予習もしていました。

娘も息子も区立の小学校でしたが、算数は中学年から

難易度別に小人数に分かれるシステムがありました。

クラス分けのテストがあり、娘が言うには

「習っていないところがテストされる」

らしく、私は学校の毎月のお便りに

「今月の学習内容」が乗っているので、

算数に関してはその内容を先に家庭学習で進んでおくように

しました。

そして、「自分は一番上のクラスにいるものだ」

というセルフイメージを作りました。

 

先回りをして既に知っていれば、余裕がありますから、

学校で習うことはたいていできます。

なので、「自分はできる」

というセルフイメージが出来上がってきます。

もし、今、お子さんは「できない」

という状態ならば、

お子さんにとって、とてもやりやすい、簡単なことから

始めて、

「できる!」

を体感させてあげてください。

そして少ーしずつレベルアップしていきます。

「できた」ら、少し難しいことを、

それができたらまた少し難しい事を…。

そして、「これもできた」「それもできた」「またできた!」

と、「できた」をどんどん体感させてあげてください。

 

勉強が続くコツは、一日の勉強の終わりは

 

「できた」

 

で終わること。

 

「できなかった」

 

で終わらないでくださいね。

 

もし、間違えたり、難しい問題に取り組んだ時は、

最後に絶対できる簡単な問題を

「コレをやって、終わりにしよう!」

と、言って取り組み、できたら、

「やったぁ、できたね!今日もよくがんばったね!」

と褒めてあげて終わってくださいね。

がんばった後も良い気分が続き、翌日も取り組みやすくなります。

 

 

ちなみに息子が5年生までやっていた家庭学習は

こちら。

 

 

繰り返し取り組むようになっているので、しっかり身につく。

低学年の時は右側から繰り上げて足す日本式の計算ではなく、

左側から計算する「インド式」や、イメージで記憶する練習、

大まかに直観で数を把握する練習など、かわったものがあります。

 

 

 

まだ続きがありますので、

また次回も読んでくださいね!

 

 

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