或る日のひとりごと

 

この季節が来ると、同業友人が逝ってからもうすぐ3年か・・と

過ぎし日に思いが馳せる。

一緒に車を走らせ、語り、笑い、酒も酌み交わし・・。

一緒に見たかった風景がまだまだあった。今年はその彼女の歳に

近づくのか・・と。

 

時間というのは生きている限りすべての人に平等に割振ってくる。

誰一人逃れられない動き続けるレールの上で、日々それぞれの時を走る。

レールから下りた瞬間、まさに自分の歴史がそこで止まる。

 

そう、限られているのだ。

 

「地球滞在時間はそう多くはない。だからうかうかしていられないのよ!」

というようなことを山口智子さんが言ったというのを聞いて、そうか!

うかうかしておられんな!と強く思う。

 

同業先輩が、2月に倒れ3月にこの地球から旅立った。

誰しも去り方は選べない。

去り方は選べないけれど、選べることもまた多い。

 

地球滞在時間を如何様に過ごすのか?

やりたいことは全部やってみたのか?まだやってないことはないか?

 

ここまで来たら出来る、出来ないではない。とにかくやってみよう・・。

今日はこれをやる!明日はあれを食べる!次の日はあそこに行く!

そうだこの日はあの人に会う・・と。私の欲張り人生、地球滞在時間が

ある限りこれからもまだ・・続きそうだ・・。                                    

               2026.5