ヒッチハイク
もう2週間程前になるんだけど、仕事で静岡県に行った。
この日は夜になって県東部でも地震があったんだけど、ちょうどその辺りに行っていて地震のニュースを自宅で聞き、少しビックリした。
車で行って帰ってきたんだけど高速道路には東北地方の復興支援に向かう緊急車両と、そこから帰って来る緊急車両が沢山走っていた。
ラジオでもテレビでも地震のニュース一色で、自分も何かさせて頂かねば…と思いながら何をするでも無く仕事をしていた。
その帰り道・・・
静岡県西部の某サービスエリアで休んでいると六十前後ぐらいの男性が車のナンバープレートを見ながら近付いて来た。
窓を開けると東北訛りで何事かを喋って来た。訛りがきつすぎて話の半分程はわからなかったけど滋賀県のサービスエリアまで乗せて行って欲しい事はわかった。
一人ですか?と聞くと二人だと言う。
どうせ帰り道でもあり、何かしら自分に出来る事を一つ見つけたような気がして滋賀まで100㎞ちょっと送らせてもらう事にした。
座席の私物を片付けていると、先程の男性がもう一人を連れて来た。
相変わらずラジオは震災の惨状を伝えていたけれど特にそんな話しもせず、疲れていたのか暫くすると二人とも寝息を立てて寝てしまった。
一時間程後、無事に目的地に到着。
一人はお礼を言ってすぐに車から降りたんだけど、もう一人がなかなか降りない。
…と、その男性が
『朝から何も食べて無い。いくらかカンパしてくれないか?2~3千円でいいから』というような事を言って来たので『すみません、ちょっと持ち合わせが…』と断って車から降りてもらった。
そこ迄はよかった。
人の悪口は言葉が通じなかっても何と無く判るもので、いわんや訛りがあるとは言え同じ日本語なら直ぐわかっちゃう。どうせ聴こえないと呟いたのか、聴こえる様に言ったのか、私の不幸は、その言葉が聞こえてしまった。
『高速乗るのに金持って無い訳が無いだろ、この嘘つきが…』と言う意味の言葉がはっきり聞こえた。




…
はぁ!?何ですか!?
普通はそちらが助かったからと千円程出して来て、こちらがそれに対して どうせ帰り道ですから と断ったりするモノじゃ無いんですか!?
腹が減って動けんてアンタ、おもいっきり寝とったやんか…(怒)
車を降りてそのオヤジ、愛想笑いを浮かべて何処かへ行きやがった。
正直、乗せるんじゃなかったと後悔した。少し寂しい嫌な気分になった。
それまで気にならなかった二人の汗臭い残り香が酷く不快な、気持ち悪い物に感じて自宅までの残り一時間、まだ寒かったけれど窓を全開にして帰った。
これより将来、私はヒッチハイクを乗せない!! …と心に刻んだ。
でも女性なら乗せちゃうんだろうな・・・。
乗せて欲しいけどね
この日は夜になって県東部でも地震があったんだけど、ちょうどその辺りに行っていて地震のニュースを自宅で聞き、少しビックリした。
車で行って帰ってきたんだけど高速道路には東北地方の復興支援に向かう緊急車両と、そこから帰って来る緊急車両が沢山走っていた。
ラジオでもテレビでも地震のニュース一色で、自分も何かさせて頂かねば…と思いながら何をするでも無く仕事をしていた。
その帰り道・・・
静岡県西部の某サービスエリアで休んでいると六十前後ぐらいの男性が車のナンバープレートを見ながら近付いて来た。
窓を開けると東北訛りで何事かを喋って来た。訛りがきつすぎて話の半分程はわからなかったけど滋賀県のサービスエリアまで乗せて行って欲しい事はわかった。
一人ですか?と聞くと二人だと言う。
どうせ帰り道でもあり、何かしら自分に出来る事を一つ見つけたような気がして滋賀まで100㎞ちょっと送らせてもらう事にした。
座席の私物を片付けていると、先程の男性がもう一人を連れて来た。
相変わらずラジオは震災の惨状を伝えていたけれど特にそんな話しもせず、疲れていたのか暫くすると二人とも寝息を立てて寝てしまった。
一時間程後、無事に目的地に到着。
一人はお礼を言ってすぐに車から降りたんだけど、もう一人がなかなか降りない。
…と、その男性が
『朝から何も食べて無い。いくらかカンパしてくれないか?2~3千円でいいから』というような事を言って来たので『すみません、ちょっと持ち合わせが…』と断って車から降りてもらった。
そこ迄はよかった。
人の悪口は言葉が通じなかっても何と無く判るもので、いわんや訛りがあるとは言え同じ日本語なら直ぐわかっちゃう。どうせ聴こえないと呟いたのか、聴こえる様に言ったのか、私の不幸は、その言葉が聞こえてしまった。
『高速乗るのに金持って無い訳が無いだろ、この嘘つきが…』と言う意味の言葉がはっきり聞こえた。




…はぁ!?何ですか!?
普通はそちらが助かったからと千円程出して来て、こちらがそれに対して どうせ帰り道ですから と断ったりするモノじゃ無いんですか!?
腹が減って動けんてアンタ、おもいっきり寝とったやんか…(怒)
車を降りてそのオヤジ、愛想笑いを浮かべて何処かへ行きやがった。
正直、乗せるんじゃなかったと後悔した。少し寂しい嫌な気分になった。
それまで気にならなかった二人の汗臭い残り香が酷く不快な、気持ち悪い物に感じて自宅までの残り一時間、まだ寒かったけれど窓を全開にして帰った。
これより将来、私はヒッチハイクを乗せない!! …と心に刻んだ。
でも女性なら乗せちゃうんだろうな・・・。
乗せて欲しいけどね
