イタリアの高校の校長が休校中の生徒にあてたメッセージが話題になっている。
ヴォルテ高校の皆さんへ
これはマンゾーニの「いいなづけ」の31章冒頭、1630年、ミラノを襲ったペストの流行について書かれた一節です。
この啓発的で素晴らしい文章を、混乱のさなかにある今、ぜひ読んでみることをお勧めします。
この本の中には、外国人を危険だと思い込んだり、当局の間の激しい衝突や最初の感染源は誰か、といういわゆる「ゼロ患者」の捜索、専門家の軽視、感染者狩り、根拠のない噂話やばかげた治療、必需品を買いあさり、医療危機を招く様子が描かれています。
マンゾーニの小説を読んでいるというより、今日の新聞を読んでいるような気にさせられます。
テルマエロマエのヤマザキマリさんがイタリアに帰れずにいる。
この間、テレビでイタリア人は中国から派遣された医療チームに、みんな感謝していると話していた。
イタリアの校長先生の説く寛容さを、イタリア人は身についているのだろうか?
私には理解不能。
高校生に戻れるならとマンゾーニの本をアマゾンで注文した。
(電子ブックや音声ブックなら0円だがイタリア語。)
最後になる高校のクラス会はコロナで1年延期、未だ生きているのは2/3、1/3はあの世。
カミユの「ペスト」が売れている、30年間に売れた部数を2か月で達成したらしい。
コロナブルーで読まれている本
一寸吃驚のヤマザキマリさんの経歴
14才でヨーロッパ一人旅、
高校中退後イタリアの美術学校に留学。
同棲相手は稼ぎのない詩人、出産を機に別れてシングルマザーに。
その間北海道千歳に暮らすヴィオラ奏者の母親が仕送りを続けた。
現在のご主人は14才下のイタリア人、結婚した時のご主人は20才の学生。
『テルマエ・ロマエ』が、2010年マンガ大賞2010受賞。
授賞式には、スカイプでリスボンから受賞コメントを生中継で伝えた。