コロナでパー | 老$の徒然草

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もうじき80歳、ブログはボケ防止の頭の体操
This blog is essays in idleness by Oidoru and a trivia expert monologue.      

遂にコロナが身近に、

①消防から3月1日の訓練中止の知らせ

②今夜のピンクフロイド・コピーバンドが心配になってHPにアクセスした。

 ・公演は予定通り。

 ・コロナが心配で来たくなければチケットの払い戻しは検討中。

 ・当局のお達しでマスク着用のこと。

☛マスクはないし、あっても5分もかけていられないので行くのを止めた。

 

14259623350数年前のまだLPレコードの時代、ピンクフロイドの「原子心母」を聴いて衝撃を受けた。
ビートルズもローリングストーンズにも興味がなかったが、Progressive Rockのピンクフロイドにはまった。

1972年前年の箱根のロックフェスティバルに続いて千駄ヶ谷の東京都体育館でコンサートがあった。
若い外国人が一杯来ていた。
背広を着ていたのは私ぐらい。
初めて観たロックコンサートに圧倒された。
すぐ横にステージから夥しいケーブルが繋がっていた大きなミキサーがあり、
ステージには昇降する巨大な灯光器があった。

2005年イギリスのグレンイーグルスでG8サミットが開催、
それに合わせて、アフリカ・エチオピアの貧困撲滅を訴えるボブ・ゲルドフの提唱でLive 8のコンサートが行われた。
AOLやMICROSOFTがスポンサーになって同時刻世界主要都市でコンサートが開催され、パソコンで各地のコンサートが視聴できた。
おそらく、後にも先にもあれだけ大掛かりなコンサートはない、まさに史上最大のロックコンサートだった。
イギリスの会場は、ロンドンのハイドパーク、イギリスの文部大臣、U2のボノ、ビルゲイツも居た。
途中、映し出された映像にG8のメンバー、真ん中に小泉純一郎が映った。
サイドの行燈に各国の個人の名前が映し出される、私も自分のパソコンから賛同の一票を投じた。
日本時間で夕方から始まり、夜が明ける頃、20数年ぶりにピンクフロイドが一日限りの演奏を行った。
4人とも爺さんになっていた。
パソコンの映像を見ながら涙があふれた。

この世紀のコンサート、日本の幕張会場にドリカムが出たが世界的には全くの無名、だから急遽ビヨークが飛んできた。
兎も角、このコンサート日本では殆ど話題にならなかった。
日本の財務省は、エチオピアへの追加支援はやるが貸した金は一旦返せと頓珍漢なことを言って世界中から笑われた。
勿論、G8とコンサートの係りも理解できない。
世界を動かしているのは欧米のキリスト教国、日本はファーイーストの国なんだと思った。

(日本と違って欧米は時差があまりない。)

 

 

2020年

現在のWHOのトップは、エチオピアの外務大臣を務めたテドロス事務局長である。

彼は、中国に阿り新型コロナウイルスの肺炎で初期対応を誤った。

それもそのはず、15年前、先進国はエチオピアへの貸付を棒引きをしたが、その後エチオピアに投資をし続けたのは中国だったからだ。

現在エチオピアは年率10%の高度成長、アフリカで一番の近代国家になって他のアフリカ諸国の羨望の的。

資本主義は未開地があれば発展し続けるというセオリーがある。

これを実践しているのが中国。

かつてのアフリカはヨーロッパ諸国の植民地、

今は一党独裁の中国の投資で近代化が進められている。