近所の園芸店で500円の鉢植えのゆりを買って来た。
庭のゆりは、段々減ってきたが毎年バラが終わった後に咲く。
買って来た鉢植えのゆりは、蕾も大きく開花寸前。
春のチューリップや初夏のゆりは、今が植え時、
おかしいな何でゆりが11月に咲くのか?
ググってみたら真相判明、 何と球根を冷凍(正確には低温処理)していた、
人間がまんまと可憐なゆりをだましていたんだ。
ゆりの切り花が1年中売られているのもこの技術に依るらしい。
この冷凍ゆりは、花弁も厚くて花もちもよく色も冴えるとか、
勿論、初夏に咲くゆりと比べて。
それにしても冷凍ユリ、ネーミングがいただけない、どうしても食べ物を連想してしまう。
西武球場の隣にゆり園がある。
昔は都内の小学生の遠足の定番地・ユネスコ村があった場所。
今から70年前、私も都内からユネスコ村に行っている。
世界各国の家が建てられていた。
オランダの風車があった。
その後、恐竜館になり、そして手のかからないゆり園になって現在に至っている。
戦後、子供がワーッと増え、その後減少、子供相手の商売が立ち行かなくなった。
今は開園期間1か月だけの主にジジババ向けの憩いの場所。
それでも国内最大のゆり園らしい。
庭に咲くソルボンヌは、ここで買ったゆり。
ゆり園は平地ではなく谷間にある、そこにいろんな種類のゆりが乱れ咲く、
『谷間の百合』? 聞いたことがあるので調べたらバルザックの小説、
そんなことより、ここのお蕎麦がいい、アタッチメントにゆり根の天ぷら、これが旨い。