１０月１日から始まった米政府機関の一部閉鎖では、連邦政府が管理する観光施設や公園が閉鎖されているが、ニューヨーク州とニュージャージー州にまたがる国立公園では、雑草除去のために契約していたヒツジの作業も中止されることになった。
ヒツジを使って雑草除去は、スイスなどでもよくやられている。
除草剤や芝刈り機を使いたくない、そして見た目は牧歌的という理由でこういう方法がとられている。
米政府機関の閉鎖は、労働者のストライキではなく、国によるロックアウトみたいなものだから、この日に働いても無給なのは分かる、しかし羊たちにとっては、全くのとばっちり。
〝腹が減ってしょうがねー メー、メー、どうしてくれる。〟
麻生太郎副総理・財務・金融相は４日午前、閣議後の記者会見で、米予算交渉が決裂し、米政府機関が一部閉鎖に追い込まれたことについて「ドルが売られて円が買われたりする話になるとは思う」と指摘した。併せて「（米国債の発行残高が法定の上限に達し、これ以上は国債を発行できなくなる）17日の国債の発行限度額の影響のほうが、国際的に与える影響としては大きい」と述べた。
リーマンショックは、一民間企業の破綻だが、アメリカ政府の債務不履行が起これば、世界恐慌に陥る。
アメリカ国債を保有している二大債権国は、中国と日本、それぞれおよそ110兆円。
日本は、あの時は、日本発の世界金融危機を起こしてはならないと歯を食いしばって頑張った。
しかし、リーマンンブラザーズは救済できたのに、見送られた。
そしてまた、
もし、
もし、
アメリカが、困るのはアジアの国、それも何かにつけてうっとおしい国だからと考えたら、・・・・・
債務不履行（デフォルト）を起こしても国がなくなるわけではない、アルゼンチンが消えたわけではない、膨大な借金だけはかなり減った。
（返済を巡って裁判はまだ続いてはいる。）
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