924日 連休があけて 出発。
今回は、妻と母・孝行のために 企画。
非常に大雑把な計画。
1泊目 南部町の温泉旅館
2泊目 伊勢・鳥羽の神代温泉
高知から、山道を抜けて、徳島 そこから フェリーで和歌山 そして、高野山を抜けて、南部、熊野古道、那智の大滝・那智大社、伊勢神宮参り、帰ってくるという計画。

しかし、初日から、フェリーに10分差で 乗り遅れ、
予定外の2時間待ち。
和歌山に着いて、一気に、42号線を南に 南部町の旅館に一直線。 到着 夜の7時前、鍋料理の夕食を頂き、
名物の屋上の露天風呂に家族で、混浴。
空には、満点の星、湯船は、船の形のお風呂。
外の風が心地よい。
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2日目、7時朝食 8時半 出発。
潮岬を訪ね、一路、那智大社・那智の大滝に参拝。
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昼食を済ませて、一気に、伊勢志摩 

本日のお宿 神代温泉 ”慶泉”に到着。
夕暮れの6時過ぎに到着。
お風呂に さっと入り、夕食タイム。
豪華、夕食。12品。満腹!!
松阪牛、イセエビ、その他 刺身などなど、、。
朝食も、7品 思いがけず、朝夕ともに 茶碗 2~3杯のお代わり。
お風呂も、サウナあり、打たせ湯あり、露天風呂あり、ジャグジー
寝湯と各種 シャンプー・リンス類も馬油製とこだわり。
貸し切り家族風呂も、OK.
これで、1万円とお得なお値段。
お出迎えも、お見送りも、駐車場まで、しっかりと、、。

この地域で、一番の規模の大きい旅館。
じゃらんじゃらんプランで、現金特別価格。

2日目も無事に終えて、明日は帰る予定であったが、どう考えても、明日は、高知まで、帰り着くのは、強行スケジュールということで、高野山の1泊することにする。
まずは、今日のメインは、お伊勢参り。
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母も、妻も初の訪問ということである。
私は、小学6年生の修学旅行以来。
つまり、1964年 東京オリンピック以来49年振りである。
まずは、内宮参拝。
平日であるが、そこそこの人である。
週末、連休はすごい混雑であったと 想像できる。

おかげ横丁を回り、五十鈴川に架かる橋を渡り、内宮参拝。
母の手を引き、お参り。 88歳の母も元気に歩く。
20年ごとの遷宮祭ということで、新しいお社が作られていた。
10月には、新旧の交代の儀式があるという。
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何か20年に1回 立て替えるというのは、もったいないという
気持ちするが、違う意味では、立て替える技術を継承するという
大きな意味もあるという。
なるほど、、 納得である。
定期的に、技術を継承していく、後継者育成。

私のバカラシステムは、誰が後継者になるのか?(
たぶん 現在 修行中の長女であろう。(
まだ、完璧ではなく、これから、まだまだ改良を加えて、
勝率アップのシステムに変えていく。
完璧・完全なるものというものはなく、限りなく、勝率100%に
近づけていく。 追求していきたい!
まったく 違う話であるが、極めていきたい!
何事も、完璧・完全なるものは、この世にないと思う。
ずっと修行・研究の場だと、思うことである。

さて、内宮参拝を終えて、あの有名な赤福本店で、お茶休憩。
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数年前の賞味期限問題は、まったく感じさせない賑わいである。
レトロなつくりの銀行もおしゃれである。
ここまでのお参り時間 約3時間
時間の都合上 外宮は、カットして、一路、高野山へ向かう。


高野山は世界遺産の一部。
真言宗 空海 弘法大師様の総本山。
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四国88箇所の総本山である。
高知の我が家の近所の28番札所 ”大日寺”とも関係が深い。
田舎道を抜けて、高野山到着 16時過ぎ。
観光案内所で、今夜の宿を紹介いただく。

宿坊が、50箇所ほどある。 その中の一軒”無量光院”に宿泊。
いろいろな雑誌に、取り上げられた有名な、宿坊だそうだ。
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もちろん、お食事は,すべて精進料理。
お値段、どこも、12食 9500円からの協定価格。
ラッキーなことに、結構 有名なお寺であるらしい。
私たちのほかにも、スペインから2人、イタリアから2人、横浜から、京都から、一人旅の人など、、他 10人ほどが宿泊。
国際的である。 個人的に、気に入った宿坊!!
食事時間は、18時 朝は、8時。
精進料理も、美味しかった。
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お風呂は、21時まで、と決められている。
夕食後は、何もすることがない。
TV,ラジオなど一切なし!!
部屋の室温18度 暖房機器はある。
冬は 寒いだろうな?
朝の勤行は、6時から7時半まで、参加自由。
今晩は、早めの就寝 20時前には、布団にもぐりこむ。
夜中、0時ごろ、2時半ごろ、5時ごろ 何度となく、目が覚める。
朝の勤行に みんなで参加するので、眠る前に、頭に早起きが刻まれているので、眠りが浅くなったときに、目が覚める。
5時半起床。
6時 勤行に参加。
珍しい 護摩焚きも見ることができた。
堂内は、ろうそくの火のみ。
何か、神秘的であり、厳かな感じである。
僧侶が、お経を唱えている。
南無大師遍照金剛、、、、、リズミカルに、声を合わせて、
総勢6人ほど、、。感激した。
護摩焚きは、スイス人の僧侶(17年間修行僧)。
最後にぐるっと堂内を 案内してもらう。
位牌が、何百と堂内にある。護摩焚きのためか、
煙のすすで、真っ黒である。

高野山開祖 1200年の歴史を肌で、そして においで感じる。

勤行 7時半終了。
朝食までの30分間、前ご住職、スイス人の僧侶などと 歓談会。
お茶菓子、お茶、コーヒーまでのご接待を受けて、いろいろとお話を聞く、質疑応答。
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最近の高野山への観光客は、7割外人 3割日本人という割合だといわれる。
だから これからの高野山のガイド業は 英語必修であるという。(
このお寺の前住職も、イタリア、スペイン、バチカンなどにも
出かけて、宗教国際交流をし、
前のローマ法王にも、謁見しているという。
現在80歳、元気一杯である。
来年もスペインの宗教ロード 巡礼の道を訪れる計画だという。

奥の院に続く道には、企業の慰霊塔があったりして興味深い。
もちろん、豊臣の家のお墓、徳川、明智光秀、いろいろと歴史上の人物のお墓が点在している。
奥の院は 威厳があり、異様な空気が漂っている。
ある意味で、気持ちが洗われる。

伊勢神宮とは、また違った 雰囲気である。
我が家はもともとは、真言宗。

しかし、十数年前に、改宗 現在は、神道である。

仏教は、高野山大学
神道は、皇學館。
自衛隊は、防衛大学
これらが、いわゆる、その道のキャリア組ですね。

こうして、34日の旅も、無事に終えて、高知に帰ってきました。

今回の旅も、考えさせられ、収穫が多く 意義ある旅でした。
高野山 お勧めです。
また、行きたいです。
チョイ修行体験で、、。(

291日から、ソウル経由 14日 大阪・神戸~
45日 パースへの帰還の旅が始まります。