夏休み。今日からお盆まで、

息子は遠くにいる母親の所に、

遊びに行きました。

 

実は、7年ぶりのことです。

 

息子を僕が引き取った2011年。

彼にとってはあの日以来の

母親との夏休みの生活です。

 

その年の4月小2になる息子を

引き取り、育てていくための

準備をするためにも、

その春休み期間だけ、

母親の所に行かせました。

 

当時、家事1つできなかった僕は、

あの一ヶ月という中で、

これからの道を、仕事を、育児を、

どうすればいいのか、

必死になって駆け巡り、

模索していました。

 

あの時、いろんな周りからの

目や声がありました。

 

人間が持っている表と裏を、

強く感じることが多かったです。

 

突き刺さった。

正直、苦しかった。悔しかった。

 

でも、負けないでいられたのは、

自分の強い意思だけではなく、

 

やはり、あたたかい声に、想いに、

協力に、すごく助けられたからです。

 

人が生きてる世の中って、

捨てたもんじゃないな。

 

そして、

 

神様っているんだなって

思うくらいに。

 

俳優というこの仕事、

「想い」を演じるという

仕事をしているから、

 

人のその言動の、

表と裏にあるものを

僕はきっと普通の人よりは

かなり強く感じてしまう。

 

なぜ、そのようなことを言うのか。

なぜ、そういう行動をとるのか。

 

いつも役を演じる上で、

常に真摯に向き合っていること

だからです。

 

だからこそ、

人が届けてくれる正直な思いや気持ちは

すごく嬉しかったし、

 

正直でないものや嘘に対しては、

表と裏が違うと感じることは

こんなにも苦しいんだなって

改めてよく分かりました 笑

 

だから、願わくば、

 

こんな自分を

助けてくれた人のように、

 

よい時も悪い時も

いつも同じように接してくれた

あの心のように、

 

大きな愛と優しさを。

 

だったら、

 

自分が好きな人のような、

自分でいたい。

 

自分にも人に対しても、

僕は正直な人であろう。

 

と、強く誓いました。

 

正直に生きる。

 

難しいことかもしれません。

でも、そんな自分であれるために、

自分自身に対して闘い抜く力を。

 

人から何を言われようと、

どう思われていようと、

 

今の自分にできることを

最大限のことをする!

 

ただそれだけです。

 

なんて、偉そうなことを、

今ここに長々と書いてますが、

 

ただ、いつもまっすぐに、

必死なだけです 笑

 

話はすごく長くなってしまいましたが、

 

「思いっきり楽しんでおいで!」

 

というメールに、

 

息子は「ほーい」と返信してくれました。

 

最後まで読んでくれて

ありがとうございます。