本日豊洲ららぽーとにて、
息子と仮面ライダーの新作映画を見た帰り、
5階にある駐車場に向かうエレベーターの中、
4階に止まったそのドアが閉まった瞬間に、

『ピーピー!非常事態発生!ただいま2階で火事が起こりました。』
『みなさん落ち着いて行動してください。』

ロボットを吹き替えの人が話す時のようなあの機械的な声が
乗客満員のエレベーターの中に響き、

エレベーターはそのまま方向を変えて、
下に向かい2階まで降りて行き、
扉が開くと同時に、エレベーター内の電気もすべて消えるという、
『非日常なことが現実にリアルに起きた時』の感覚を体験しました。

守るべきもの。いますべきこと。周りの人たちの反応など、
一瞬でいろんなことを感じました。
危険回避本能というやつですか。

2階にエレベーターはおりて、
見渡した周りの人たちは立ち着くしていて、
パニックにまでなっていなかったので、

まず外につながる大きな出入り口を見つけて、
息子の手を取り、ゆっくり歩いて外に出て、
安全を確保しました。

アナウンスを聞いた人たちが、
今の冗談だろ?って話している姿は、
これが日常の僕たちのリアルな反応なんだろうなぁと思い、
なんだか印象に残ってます。

実際にたいしたことではなかったみたいですが、
出入口やそういった場合の建物の設計がしっかりしている所だったので、
すぐに安心出来てよかったです。

普段あまり意識しない、
そういった非常事態の時の安全を、
きちんと確保させているということは
すごくすごく大事なことなんだなぁと感じました。

今思うと人間ぽっくない、
映画の世界で聞くような、
あのロボットみたいな話し方もよかった。

冷静になれが一番です。

しかしこう見えて普段は、
あれ!鍵がない!何がない!あれがない!って、
ものすごくあわててしまうたちなんですけど(苦笑)

僕も仮面ライダーでは、
一昨年の夏の映画で『シャドームーン』という、
とても強いダークライダーを、
栄光のベルトをつけたライダーをやらせて頂いているので、
その責任はしっかり心のどこに守りたいと思います。

ライダーものって子供向けだとか、
あぁだこうだといろんなことを言う人もいますが、

日本が誇る世界観が、
ここには今もしっかりあるんだなぁと、
実際に現場を体験し、たくさんライダーの歴史を学び、

『オールライダー対大ショッカー』に出演して以来、
その後上映する仮面ライダーの映画は息子と共に見ながら、
僕なりに日本のこれからの可能性をここにも探しています。

少年よ。大志を抱け。
大人よ!もっと大志を抱け!
そう思いながら。

明日から多くの方が仕事初めですね。
よい1年をこれから作っていってください。

僕も明朝から京都に向かいます。頑張ります!