愛している、愛されていること。

それがとてもとても大切で。

そう歌ったあいことば。

今日は10年前に作った、
この歌を紹介したいと思います。

この歌詞からあなたには
どんなことばが聞こえてきますか?


『孤独の森の住人』

光が射し込む明るい未来は今
どこに行けばあるの
誰に尋ねりゃいいの
憂鬱な毎日を何となく過ごしてさ
これといったものもなく

退廃の社会に自分を映しても
誰も振り向きもせず
通り過ぎていくだけで
また一人なりゆきの中で
その日だけの眠りに夢を見る
束の間のやすらぎを得れるように

そうさ僕らは孤独の森で
言葉をなくしたカナリアのように
心のすき間埋め合いながら
愛すべき人を探してる

寂しさ癒えずに渇きは絶えずに
嘆きの歌を捧ぐ 誰かの胸で眠る
快楽の浴槽に暗黙のルールで
身体をあずけてゆく
また一つこの樹海の森に
迷いこんだ幼き魂が
束の間のやすらぎを求め出す

なぜに僕らは孤独の森で
言葉をなくしたカナリアのように
偽りながら 寄り添いながら
さまよい続けるのだろう

今も僕らは孤独の森で
行き先ないままま住みついてるんだ
心のすき間埋め合いながら愛すべき人を探してる

そうさ僕らは孤独の森で
言葉をなくしたカナリアのように
心のままに偽りのない
愛すべき人を探してる


詩曲:RYUICHI OHURA

大浦龍宇一オフィシャルブログ「あいことば」Powered by Ameba border=