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乙4くん合格ブログ

危険物取扱者試験、再受験用学習ノート

第4類危険物は、7品名に分類されます

 

 

⑴特殊引火物:発火点が100℃以下、引火点が-20℃以下かつ沸点が40℃以下

 

⑵第1石油類:引火点21℃未満

 

⑶アルコール類

 

⑷第2石油類:引火点が21℃以上、70℃未満

 

⑸第3石油類:引火点が70℃以上、200℃未満

 

⑹第4石油類:引火点が200℃以上、250℃未満

 

⑺動植物油類:引火点250℃未満

 

 

※第1石油類から第4石油類に加え、特殊引火物、アルコール類、動植物油類

 

 

(1)特殊引火物(指定数量:50リットル)

①品種:ジエチルエーテル、二硫化炭素
 
②性状
・1気圧において、発火点が100℃以下のもの
・1気圧において、引火点が-20℃以下で、かつ沸点が40℃以下のもの
 

【特殊引火物の形状、性質(比重:水=1)】
・ジエチルエーテル:(比重:0.17)(沸点:35℃)(引火点:-45℃)(発火点:160℃)
・二硫化炭素:(比重:1.26)(沸点:46℃)(引火点:-30℃以下)(発火点:90℃)
・アセトアルデヒド:(比重:0.78)(沸点:20℃)(引火点:-39℃)(発火点:175℃)
・酸化プロピレン:(比重:0.83)(沸点:35℃)(引火点:-37℃)(発火点:449℃)

 

「ジエチルエーテル」
(危険性)
①引火の危険性が大きい。
②日光のさらしたり空気と長く接触すると過酸化物を生じ、加熱・衝撃などにより爆発の危険がある。
 

「二硫化炭素」
(危険性)
①蒸気は強い毒性を有する。
②燃焼すると有毒な亜硫酸ガスを発生する。
(火災予防の方法)
・水より重く、水に溶けないので貯蔵タンクは、水槽に入れて水没して貯蔵し、蒸気の発生を抑制するのが普通である。
 

「アセトアルデヒド」
(火災予防の方法)
・貯蔵容器は鋼製とする。(銅、銅の合金、銀は爆発性の化合物を生ずるおそれがある。)

 

 

(2)第1石油類(指定数量:非水溶性200リットル、水溶性400リットル)

①品種:アセトン、ガソリン
②性状
・1気圧において、引火点21℃未満のもの

 

【第1石油類の形状・性質】
・ガソリン:(比重:0.65~0.75)(沸点:40~220℃)(引火点:-40℃以下)(発火点:300℃)(燃焼範囲:1.4~7.6%)(蒸気比重:3~4、空気=1)

 

【非水溶性の危険性】
・自動車ガソリン(オレンジ色に着色)
・航空ガソリン(赤または青色に着色)
・工業ガソリン(無色)
①引火しやすい。
②蒸気は空気の3~4倍と重く低所に滞留しやすい。
③電気の不導体であるので静電気を発生しやすい。

 

・ベンゼン
①引火危険性、低所に滞留、静電気の蓄積などはガソリンに同じ。
②蒸気は毒性が強く、急性又は慢性の中毒症状を呈する。

 

 

(3)アルコール類(指定数量:400リットル)

定義
炭素数1~3までの飽和1価アルコールで、変性アルコールを含む。

【アルコール類の形状・性質・引火点】
メチルアルコール(引火点:11度)、毒性がある。
エチルアルコール(引火点:13℃)


「共通特性」
①水、その他有機溶剤によく溶ける。
②引火点は比較的低く、引火しやすい。
③燃焼に際しては、炎は見えにくく、煙も少ない。

 

 

(4)第2石油類(指定数量:非水溶性1000リットル水溶性2000リットル)

定義
①品種指定:灯油、軽油
②性状指定
・1気圧において、引火点が21℃以上、70℃未満のもの。

 

【第2石油類の形状・性質・発火点】
・灯油(発火点:220℃、ガソリンより低い)
・軽油(発火点:220℃)


「共通特性」
引火点が比較的高く、常温では引火し難い。

 

【非水溶性の危険性】
・灯油(軽油)
①加熱して液温が引火点以上になるとガソリンと同様の引火危険性をもつ。
②霧状となって浮遊するとき、または布などにしみこんだ状態では、引火点にかかわらず容易に着火する。
(火災予防の方法)
ガソリンと混合したときはガソリンとして取り扱う。

 

(5)第3石油類(指定数量:非水溶性2000リットル水溶性4000リットル)


①品種:重油、クレオソート油
②性状
・1気圧において、引火点が70℃以上、200℃未満のもの

【第3石油類の形状・性質】
・重油(比重:0.9~1.0)(沸点:300℃以上)(引火点:60~150℃)(発火点:250~380℃)

・クレオソート油(比重:1.0以上)(沸点:200℃以上)(引火点:73.9℃)(発火点:336.1℃)


「共通特性」
引火点が比較的高く、常温(20℃)では引火し難い可燃性液体

 

【非水溶性の危険性】
・重油
①霧状の時、または布にしみ込んだ時は着火しやすい。
②火は着きにくいが、いったん燃えると液温が高くなっているので消火が困難。
重油と硫黄は亜硫酸ガスが発生(有毒)


※重油(JIS K2205-1991)は、動粘度により、1種(A重油)、2種(B重油)、3種(C重油)に区分されるが、1種及び2種の引火点は60℃以上と定めている。

 

(6)第4石油類(指定数量:6000リットル)

定義
①品種指定:ギヤー油、シリンダー油
②性状指定
・1気圧において、引火点が200℃以上、250℃未満のもの

 

【危険性と火災予防の方法】
①一般的には水に溶けず、粘性があり、水より重いものもあるが、蒸発性はほとんどなく、重油などよりも危険性は更に少ない。
②霧状のとき、又は布に染込んだものは着火しやすい。
③引火点が極めて高く、引火し難いが、いったん火が着くと液温が高いので消火が困難。

 

 

(7)動植物油類(指定数量:10000リットル)

①品種
・1気圧において、引火点250℃未満の動物の脂肉等又は植物の種子、果肉から抽出した液体で、一定の基準(加圧タンクを除く)又は容器に常温で貯蔵・保管されているものを除く。

【油類の区分】
・乾燥油の油の種類としては、あまに油、きり油、えの油、大麻油、いわし油、にしん油等

 

 

※石油製品

LPガス、ガソリン、灯油、軽油、重油等の石油製品は、原油からつくられる。原油は産地によりその成分に違いはあるが、いずれの原油も各種炭化水素の混合物で、その他に水分、泥分等の夾雑物も含有する黒色の液体である。
・コールタールは石炭よりつくられたタール。