こんにちは照れ 大田みりです。

大田みり物語⑤のつづきです。

 

 

夫からのアドバイス

 

仕事は充実。

 

安定しているし、好きな仕事だし

いろいろあったけど

大きな問題はありませんでした。

 

「次に行きたい」

 

そんな気持ちはあっても

手にしていた安定を

手放すまでには及ばなかった。

 

夫には

「仕事やめて占い師になりたいなー」

という気持ちを伝えていたけれど

 

「今の仕事は安定してるし

みりに合ってると思う。」

 

「プライベートの時間もあるし

落ち着いて好きなことを勉強ができるのは

恵まれた環境。」

 

「占い師としてすぐに

稼げるわけでもないんだから

とりあえずは

いまの環境を生かすことを

考えたら?」

 

と、もっともなアドバイスをもらい

わたしも納得していました。

 

そんな感じで

公務員の仕事はしつつも

プライベートの時間は

占いの勉強をしたり

無料鑑定をしたりして

過ごしていたある日のこと。

 

異動になった

 

突然、異動の辞令がおりました。

 

占いの勉強を始めてから

半年ほどたったころでした。

 

異動先は

事務仕事がメインの職場で

穏やかな雰囲気のところ。

 

ちょっとウキウキしてたんだけど。

 

ここが全く合いませんでしたゲロー

 

誰とも話さず

パソコンに向かってする

書類仕事がもりもりだったのですが

 

その量がハンパなかった真顔

 

まったく終わらん・・・・滝汗

 

帰宅が22時を回ることも多く

土日も出社しないと追いつかず笑い泣き

 

そして、なにより

一番辛かったのは

 

自分の大切な時間と労力を費やして

やっている、この目の前の仕事が

誰のために役に立つのか

なんの目的のためのものなのか

 

それが私にはわからなかったこと!!

 

もともとあんまり

体力がないので

体も疲れたけど

精神的にも疲弊しました。

 

夫から、

「この状態はいつまで続くの?」

と聞かれて、

 

「うーーーん。

たぶん2〜3年・・・?」

と答えると

 

「それはもうやめなよ」と

あっさり言われ

 

少し正気になりました。

 

 

予想外すぎる夫の転勤

 

それでもなんだか・・・

 

公務員をやめて占い師になるって

ちょっと勇気いりますよね(笑)

 

7〜8割がた

やめようとは思っていたのだけど

それで本当にいいのか?

自問自答する日々。

 

苦しい毎日だったなあ。

 

そんな感じで過ごしていた

ある日のことです。

 

全く予想もしていなかったことが

起こりました。

 

夫の転勤です。

 

夫の仕事は、

自分から志願しない限り

転勤がないはず・・・

 

なのですが、

今回は異例中の異例。

 

夫の職場が

なくなることが決まったのでした笑い泣き

 

スタッフに告げられたのは

なんと

なくなる一ヶ月半前…。

 

そこで働いていた

何十人ものスタッフは

全国にちらばるか

やめる選択を迫られることに。

 

なんとも驚きの展開ですが

わたしたちは

わりとスムーズに

 

・わたしが仕事をやめてついていく

・行き先は福岡

 

この2つを決めることができました。

 

そして占い師へ

 

そんなこんなで

福岡から新生活が始まったのが2016年。

 

またキャリアカウンセラーの

仕事でもしようかな?

それとも占い師やってみる?

 

どちらにしようかなーなんて

考えていたのですが、

 

占い師としての仕事が早々と

軌道にのったため、

そのまま占い師としての仕事をし続け

今に至ります!

 

 

今考えると・・・

 

やめたいなと思ったときに

仕事をやめてしまって

よかったかな、なんて、

思ったりもします。

 

旦那からも

 

「いまになって

やめたい、って言われたときに

やめさせてあげれば

よかったなって思う」

 

と言われたことがあって。

 

ただ、夫はそのあと

前言撤回し、

 

「いや、占い師が稼げるなんて

あのときの俺には絶対思えなかったから

やっぱり無理だったかも」

 

とも言っていました(笑)

 

わたしもそうで。

 

占い師を始める前は

占い師という仕事が

こんなに楽しくて

自分を活かせて

結果もでるとは思わなかった。

 

でも自分のどうにもならない違和感と

外部の流れが絡み合って

わたしの背中を押してくれました。

 

やってみないとわからないことは

多いけれど

自分の違和感や確信を

ないものにして

生きることってできないんだなと

改めて思います。

 

(おわり)