観光で約1週間、ニューヨークで遊んできました!
そんなわたしのニューヨークレポ。
今日は、ブロードウェイミュージカル「Wicked」のご紹介。
「Wicked」は、2回みています。
ロンドンで1回、日本の劇団四季で1回。
今回が3回目。
いよいよブロードウェイということで、とても楽しみにしていました
ロンドンで見て感激して、それから何度、オリジナルキャストのアルバムを聞いたでしょうか。
たくさん聞いて、自分でも歌えるようになりました
「For Good」や「Defying Gravity」をひとりカラオケでよく歌ってます
ワクワクしながら、テーマカラーグリーンを基調としたバーで、開演を待ちました。
なんと前から3列目
そして、スタート。
一声聞いて、唖然。
主役ふたり。
オリジナルキャスト(イディナ・メンゼルとクリスティン・チェノウェス)の声質にそっくり
とくに、グリンダ役の俳優さんは、歌のときだけでなく、話してるときまで、オリジナルに近い印象。
すごい
どこから、見つけてくるんだよー。
もとのイメージを崩さないくらい、オリジナルキャストと声質が近く、しかも、超絶、歌がうまい人って、そう何人も揃えられるものですか??
ブロードウェイってすごい。
ニューヨークってすごい。
すごい人材豊富なんだなー。
世界中から天才が集まって、しのぎを削る場でこそできる神業。
ただ、欲を言えば、今回の俳優さんのグリンダ役は、声にボリューム、あともう一踏ん張りほしい。
あと、個人的には、なんか、仕草とか表情とかが、かわいくなさすぎないかい??
役者さんがかわいくない、とかでなくて、演出がかわいくない。
グリンダはたしかに、かわいくないんだけど、でも、やっぱりちょっとかわいいのですよ
そこまで、コメディに走ってほしくないというか。
そこまでいろいろなものを捨ててほしくないよ、グリンダ!!!
そんな気分にさせるグリンダでした
エルファバ役の方は、素晴らしかったです〜
圧巻・・・。
感情を爆発させて歌っているのに、荒さや雑さはなくて、歌がより美しくパワフルになる。
激しい感情が伝わってくるのに、歌は完全にコントロールされている。
ブロードウェイで主役を張る一流の役者さんって、こういう感じなのね。
30代のうちに、こんな歌を聴くことができて、人生に感謝だわ!
一生のうちに一度でも出会えたら、とてもラッキーなんじゃないかと思える一級の芸術を体感できました。