昨夜は、月に一度のお勉強会
自分らしく、幸せに生きていくために・・・
人はなぜ苦しむのか?
それは、物事や相手が自分の思うようにいかないから
相手が自分と同じだと思うから、否定し、愚痴が生まれるのです。
相手に良かれと思って言っているのに、
全く聞く耳を持たず、分かってもらえないと悲しくなりますよね
でも、なんで分かってくれないの?との思いは、
分かって欲しいという執着なのです。
執着はいけません
相手が分かってくれても、受け入れてくれなくても、
それは関係ないのです。
自分が相手の為に一生懸命ににしてあげたこと、
それが大事で、そこに満足感があればいいのです。
お釈迦様は、諦観の境地から人々を見ています。
諦観とは諦めです。
分かってくれなくてもいいのです、 今は・・・。
諦めは諦めでも、切り捨てるのではなく、
今は分かってもらえないけど、いつかは分かってくれるハズと、
相手を認める中での諦めなのです。
いつかは・・・との思いで、
相手や周りの人々を赤ちゃんを見るように見守っていくのです。
赤ちゃんが出来ないことがあっても、親は腹を立てません。
赤ちゃんの事を思って、手をかけて面倒を見たり、
時には遠くから見守るだけで手を出さなかったり・・・
それが仏教の教え、慈悲 なのです。
相手が分かってくれたとか、受け入れてくれたとか・・・、
そんな目先の結果ではなく、
自分がしたことに満足出来れば、不平不満は生まれず、
自分の行動に、喜び・充実感・満足感が味わえれば
それが生き甲斐になります。
そんな人生を送りたいと思いました
実は先日の上京中、困ったこともあり、
モヤモヤの気分の中でのお勉強会でしたが、
いつもの事ながら、いいお話しを聞くことが出来て、
とても気分が軽くなりました。
これが、考えながら聞く・・って事かな