曽野綾子さんのこれまでの作品の中から、
人間関係のヒントになるような言葉を、
抜き出して集めた、
いわば「語録」のような本です。
その中の一節に、
「人間と人間の触れ合い」について
語っている部分があります。
曽野さんは
「触れ合いなどと簡単に口にするな」
という内容のことを言っています。
曽野さんの主張によれば、
触れ合いというのは、
お金とか労力とか愛情とか、
ありとあらゆるものの、
かなりの部分を、
相手に捧げて初めて成立するものだとしています。
それを全然する気がない、
表面上でしか人とつながっていない(ことが多い)現代人が、
しきりに「触れ合い」を口にするのはどうかと思う、
ということを書かれています。
