佐賀・福岡に跨るローカル線「甘木鉄道」(旧国鉄現三セク)の終点甘木駅からバスで15分ほど行ったところに、山間の小さな城下町「秋月」がある。

甘木の観光案内所にはレンタサイクルもあり、天気のよい日なら駅からの片道約6kmを自転車で行くこともできる。

沿道にはひらけた山村が広がり、今の時期なら秋空の下に小さなお社、鮮やかに色づいた柿の実や銀杏の葉などを眺めながら行ける。

$Random Walk(仮)

ただし道中のメインルートは自動車交通が多く、自転車にはやさしくないので要注意。


秋月の街並みのポイントは次の3つ。
■眼鏡橋を筆頭とする清流の景
Random Walk(仮)


■今は中学校となっている秋月城趾
$Random Walk(仮)


■起伏ある地形に点在する伝統的建造物
$Random Walk(仮)


秋月は不便な土地にもかかわらず、意外なほど観光客で賑わっていた。
目を剥くような建造物もなく、これほどまで多くの人々を惹きつける何かがあるとも思えなかったが、学生カップルや子連れ夫婦、老夫婦などでとにかく溢れ返っている。
$Random Walk(仮)


また、町中の至る所に私設の駐車場(300円が相場)が点在していたり、小路地まで観光客の車がひっきりなしに通ったり、「住民不在の街並み保存」というのぼりがあったりと、幾つかのまちづくり上の問題を孕んでいるように見受けられた。
Random Walk(仮)


また好みの問題だが、駐車場への熱心な客引きや、土地と関係のない商いなど、にわか観光地化が過ぎるように感じられ残念だった。
Random Walk(仮)


静かに気ままに訪れたい向きには歓迎すべき状態ではないですが、歴史的街並みが収益を生んでいること自体は喜ばしいことなのかもしれません・・・。


秋月は、全国84カ所ある国指定の「重要伝統的建造物群保存地区」(通称「重伝建」)の一つである。
「重伝建」には、農村あり、宿場町あり、産業町あり、城下町ありと、かつての日本のオリジナルな姿が凝縮されており、日本の旅の醍醐味これにあり、と言えるものばかり。
このサイトでも今後訪れる毎にご紹介していきます。