常滑市指定有形文化財「唐子車」の大野祭り山車行事の「お囃子」を継承するための練習を行い、併せて指導助手の育成を行いました。また、山車の組み立てや飾り付け(彫り物、提灯など)、解体、収納の見学や手伝いをするなど総合的な体験をしました。
祭礼の他、津島信仰行事の「おたちくさん」での神楽奉納、「尾張大野古今散策」など地域の催しにも参加しました。


唐子3  唐子4
高須賀町集会所での練習の様子です。

唐子2  唐子1
(写真左)名古屋の山車祭りの見学会を行いました。
(写真右)10月20日、尾張大野古今散策でお囃子を披露しました。


 地域の文化遺産である尾張大野「唐子車」に伝わる「お囃子」を継承していくことができました。また、地域の催しで、観光客等に「お囃子」を披露できるまでになりました。地域文化の次期の担い手である園児から受け入れ、道具の大切さや扱い方などを理解することができました。学生にあっては、伝統文化の保存・継承していくことの意義や道具の扱い方などを学ぶことができた。講師間では伝統的な技芸の共通理解ができ、指導助手の技術の向上を図ることができました。