民俗芸能フェスティバル(文化講座)では、2つの文化講座を通して地域の歴史・文化・人物などを知ることで地域への関心が高まり、変貌してゆく身近な地域社会を再認識する機会となったのではないかと思います。2つの講座で111名の受講者がありました。
講座の様子を紹介します。

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(左)受付の様子です。多くの方が受講してくださいました。
(右)開会・講師紹介の様子です。

文化講座1は、水谷巌氏を講師に迎え「矢田の歴史・文化について」の演題で行われました。
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講話の主な内容は、次の通りです。
(1)矢田郷散策マップ
(2)矢田の起こり
(3)矢田地区の文化遺産について
・虫送り行事
・矢田万歳
・矢田八幡神社
・信谷院
・薬師堂
・自然釉深鉢
(4)鎗場・御林古窯址群
(5)矢田の教育
・矢田尋常小学校
・芳山幹校長先生の頌徳碑
(6)北池について
(7)農村基盤総合整備パイロット事業



文化講座2は、講師に吉田弘氏を迎えて、「前山の歴史と文化」の演題で行われました。(右)地元ケーブルテレビ(CCNC)の取材を受けました。

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講話の主な内容は次の通りです。
(1)古墳時代から平安時代
  前山須恵器窯跡について
(2)慶安末期から室町時代
  前山地内の古窯址群と金色古窯址
(3)鎌倉時代から室町時代
  光泉寺の創建・諏訪大明神の勧請
(4)江戸時代
  俳諧・狂俳盛んになる
 「寛文村々覚書」に前山村、家数百軒・人数582人とある
(5)明治時代
学校制度始る。格物学校→小学前山学校
(6)大正時代
 諏訪神社改修・整備される
(7)昭和時代
八百姫神社創設、愛知用水通水、前山ダム完成
(8)平成時代(現代)
 平成25年9月30日現在、前山戸数453、人口1251