幸せデザインコーディネーターの大野敏昭です!
改めまして
心理カウンセラー、産業カウンセラーであり、またコーチでもある「幸せデザインコーディネーター大野敏昭」こと、TOSHIです。
自分が発する言葉について、注意をした事ってありますか?
私達は、いつから意思疎通できる言葉をしゃべり始めたのでしょう。
幼稚園の頃から・・・
いや、もっと小さい時だったと思うけど、自分では記憶にないな・・・
そうですよね、自分が記憶している一番古い時代って、幼稚園時代前後が多いのではないでしょうか。
それ以前の事は、覚えていたとしても、記憶として再生されないだけなのかもしれませんね。
今日の記事は、私が気になっている事案であり、ご本人の承諾を一部範囲でいただけたので、こうして記事の題材に使わせていただく事ができたものです。多くの方に知って頂きたいとの思いで書いたものです。
会話で傷ついてしまう事ってあると思いますか?
「ない」と答えた方も、もし傷ついてしまうとしたらどういう事がありそうか、ちょっと考えてみてください。
ハラスメント、これは「嫌がらせ」とか「いじめ」という意味で用いられます。セクハラとかパワハラなんて言葉を聞いた方も多いのではないでしょうか。実は、無意識のハラスメントという捉え方があるという事を知り、それを記事にしたいと思います。
今回の主人公は、年齢、性別を非公開という事で、Aさんとします。
Aさんは、ある特定分野では有能な方で、周囲からも認められている方です。
ある時、仕事の関係で他社のBさんと話をした時のこと、Bさんが発した何気ない一言がAさんの心に深く突き刺さったような感じを覚えたと言います。
Aさんが振り返ってみると、BさんはAさんを傷つけようという意図があったかどうかは判らないと受け止めているそうです。お互いに専門分野、担当分野が被っているが故の出来事だったのだろう、という事なのですが、今となってはBさんに確認する事もできないまま、時間が流れてしまったそうです。
Aさんは、もうBさんと会う機会も消滅したということで、それを一つのきっかけにしてお会いしました。
Aさんは、その道のプロの証である資格も取得し、自他共に認める存在として仕事に打ち込んでいました。おそらくBさんも同じような環境で仕事をしていたのだと推測したそうです。
コミュニケーションで大切なことはいくつかありますが、自分が思ったこと、感じたことの全てを口にするのは、子供なら許される行為ですが、大人の心構えとして、言わないで飲み込むという事も、時には必要だと思います。
ところがBさんは、Aさんに対して、自分が感じたことをそのまま言ったそうなのです。そのきっかけは、Aさんが事実を積み重ねて発言したことに対して、根拠のない反論をし、それに被せるようにAさんに対する思いを口に出したという事です。
具体的な部分は書けないので、どうも歯切れが悪くなっていますが、それはご容赦ください。
Aさんが受けた心の傷、その場では浅かったのですが、夜になり、数日が経過すると、傷跡が疼くような錯覚を覚えたと言われていました。
Aさんはこの事に対して、自分の受け止め方を冷静に考え、自分が落ち込まないように受け止める努力をしたそうです。
しかし、数日、早ければ翌日にはまた落ち込んでしまう、という事になり、いい反応を得る事ができなかったと言います。
そんな状態を何とか変えたいという思いから、カウンセラーやコーチの指導を受けてきたそうです。
そんなAさんですが、実は私と会う前に何人ものカウンセラーやコーチ、セラピストの方と会っていたので、実はかなりのワークを行ってきたようです。
私との会話は、とてもゆっくりとしたテンポで行われました。
そして、過去を遡り、社会人、学生、と、時代を遡っていくと、ある方から何かを言われて傷ついた過去があったのを、薄ぼんやりとではありますが、思い出したそうです。本人曰く、「まるで霞がかかっているような感じ」と言っていました。
Aさんが覚えていたのは
・事実をいくつも集めて、それに基づいて会話をした
・Aさんの事実には一切触れないで、相手は否定的な言い回しで反論(攻撃)した
・Aさんは誰にも相談できず、ショックを隠しながらも生活を続けた
というものでした。
捉え方によっては、これはハラスメントであり、Aさんのトラウマになっている出来事のようでした。
この出来事は、私以前にあった数名の方との会話でも引き出してもらったそうですが、それに対して何かをするという事はなかったとの事です。
ただ、Aさんがそう言っているだけで、実際は何かを行っているのかもしれません。
BさんがAさんに言った一言は、意図的な物言いかもしれないし、無意識の物言いかもしれませんが、それをAさんは無意識にBさんが言ったと思っています。私は、BさんはAさんに「無意識のハラスメント」を行ったという事になるのではないかと考えました。
Aさんは、心療内科に通う予定を持っているとの事でしたので、特にこの事について何か解決をするという事ではなく、思っている事、感じている事を受け止めてあげる事に専念しながら、Aさんの自分自身に対する律し方、接し方を受け止めていました。その上で、私が感じた「無意識のハラスメント」という言い回しをお伝えしたら、気持ちが少し楽になったとの事でした。
私自身も、振り返ってみると、この「無意識のハラスメント」を受けた事もありますし、逆に「無意識のハラスメント」をしてしまった事もあると思います。
無意識だから、これって「質が悪い」んですね。自分自身で時間をおいて振り返ってみると、あれはまずかったな、と思いますが、その場では無意識が故に、特別な感情もなく、何かのレールに導かれるように行っていたのかもしれません。
コーチやカウンセラーである私達にとって、過去を許し、未来を許すことで、新しい成長が得られるような気がしています。
自分自身への幸せデザインとして、この件は心に刻みたいと思います。
今日も記事を読んでいただきありがとうございます。

皆様からのコメント、お待ちしています。
コーチを雇うというのは、貴方の時間を最大限に活用し、なりたい自分になるための切符を手に入れる、という事です。ただし、切符を手に入れたからあとは安心、という考え方では何も変化する事はありません。確実な行動をサポートする事がコーチにできる事であり、コーチを受ける方は、例えるのであれば自転車をこぐ人になります。自らがペダルに足を乗せ、しっかりとこぐ事でなりたい自分になる事ができます。
多くの方は、これを一人で行っています。参考となる資料を読み、それに基づいて一人で努力している事が多いのですね。一部の方のみが、コーチを雇う事で、行動を加速させ、必要な時には相談し、悩み事を確実に解決しながら一歩づつ力強く前に進んでいるのです。
私のクライアントさまは、今月時点で女性が7割、男性が3割です。年齢は二十代から六十代と幅広く、特定の層に偏っているという事はありません。ビジネスにも精通し、コーチ、カウンセラーとしての経験もある私だからこそ、安心リラックスを前面に出して行うセッションは常に高い評価を頂いています。
幸せデザインコーチ大野敏昭でした!
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幸せデザインコーチ大野敏昭
改めまして
心理カウンセラー、産業カウンセラーであり、またコーチでもある「幸せデザインコーディネーター大野敏昭」こと、TOSHIです。
自分が発する言葉について、注意をした事ってありますか?
私達は、いつから意思疎通できる言葉をしゃべり始めたのでしょう。
幼稚園の頃から・・・
いや、もっと小さい時だったと思うけど、自分では記憶にないな・・・
そうですよね、自分が記憶している一番古い時代って、幼稚園時代前後が多いのではないでしょうか。
それ以前の事は、覚えていたとしても、記憶として再生されないだけなのかもしれませんね。
今日の記事は、私が気になっている事案であり、ご本人の承諾を一部範囲でいただけたので、こうして記事の題材に使わせていただく事ができたものです。多くの方に知って頂きたいとの思いで書いたものです。
会話で傷ついてしまう事ってあると思いますか?
「ない」と答えた方も、もし傷ついてしまうとしたらどういう事がありそうか、ちょっと考えてみてください。
ハラスメント、これは「嫌がらせ」とか「いじめ」という意味で用いられます。セクハラとかパワハラなんて言葉を聞いた方も多いのではないでしょうか。実は、無意識のハラスメントという捉え方があるという事を知り、それを記事にしたいと思います。
今回の主人公は、年齢、性別を非公開という事で、Aさんとします。
Aさんは、ある特定分野では有能な方で、周囲からも認められている方です。
ある時、仕事の関係で他社のBさんと話をした時のこと、Bさんが発した何気ない一言がAさんの心に深く突き刺さったような感じを覚えたと言います。
Aさんが振り返ってみると、BさんはAさんを傷つけようという意図があったかどうかは判らないと受け止めているそうです。お互いに専門分野、担当分野が被っているが故の出来事だったのだろう、という事なのですが、今となってはBさんに確認する事もできないまま、時間が流れてしまったそうです。
Aさんは、もうBさんと会う機会も消滅したということで、それを一つのきっかけにしてお会いしました。
Aさんは、その道のプロの証である資格も取得し、自他共に認める存在として仕事に打ち込んでいました。おそらくBさんも同じような環境で仕事をしていたのだと推測したそうです。
コミュニケーションで大切なことはいくつかありますが、自分が思ったこと、感じたことの全てを口にするのは、子供なら許される行為ですが、大人の心構えとして、言わないで飲み込むという事も、時には必要だと思います。
ところがBさんは、Aさんに対して、自分が感じたことをそのまま言ったそうなのです。そのきっかけは、Aさんが事実を積み重ねて発言したことに対して、根拠のない反論をし、それに被せるようにAさんに対する思いを口に出したという事です。
具体的な部分は書けないので、どうも歯切れが悪くなっていますが、それはご容赦ください。
Aさんが受けた心の傷、その場では浅かったのですが、夜になり、数日が経過すると、傷跡が疼くような錯覚を覚えたと言われていました。
Aさんはこの事に対して、自分の受け止め方を冷静に考え、自分が落ち込まないように受け止める努力をしたそうです。
しかし、数日、早ければ翌日にはまた落ち込んでしまう、という事になり、いい反応を得る事ができなかったと言います。
そんな状態を何とか変えたいという思いから、カウンセラーやコーチの指導を受けてきたそうです。
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Aさんが覚えていたのは
・事実をいくつも集めて、それに基づいて会話をした
・Aさんの事実には一切触れないで、相手は否定的な言い回しで反論(攻撃)した
・Aさんは誰にも相談できず、ショックを隠しながらも生活を続けた
というものでした。
捉え方によっては、これはハラスメントであり、Aさんのトラウマになっている出来事のようでした。
この出来事は、私以前にあった数名の方との会話でも引き出してもらったそうですが、それに対して何かをするという事はなかったとの事です。
ただ、Aさんがそう言っているだけで、実際は何かを行っているのかもしれません。
BさんがAさんに言った一言は、意図的な物言いかもしれないし、無意識の物言いかもしれませんが、それをAさんは無意識にBさんが言ったと思っています。私は、BさんはAさんに「無意識のハラスメント」を行ったという事になるのではないかと考えました。
Aさんは、心療内科に通う予定を持っているとの事でしたので、特にこの事について何か解決をするという事ではなく、思っている事、感じている事を受け止めてあげる事に専念しながら、Aさんの自分自身に対する律し方、接し方を受け止めていました。その上で、私が感じた「無意識のハラスメント」という言い回しをお伝えしたら、気持ちが少し楽になったとの事でした。
私自身も、振り返ってみると、この「無意識のハラスメント」を受けた事もありますし、逆に「無意識のハラスメント」をしてしまった事もあると思います。
無意識だから、これって「質が悪い」んですね。自分自身で時間をおいて振り返ってみると、あれはまずかったな、と思いますが、その場では無意識が故に、特別な感情もなく、何かのレールに導かれるように行っていたのかもしれません。
コーチやカウンセラーである私達にとって、過去を許し、未来を許すことで、新しい成長が得られるような気がしています。
自分自身への幸せデザインとして、この件は心に刻みたいと思います。
今日も記事を読んでいただきありがとうございます。



多くの方は、これを一人で行っています。参考となる資料を読み、それに基づいて一人で努力している事が多いのですね。一部の方のみが、コーチを雇う事で、行動を加速させ、必要な時には相談し、悩み事を確実に解決しながら一歩づつ力強く前に進んでいるのです。
私のクライアントさまは、今月時点で女性が7割、男性が3割です。年齢は二十代から六十代と幅広く、特定の層に偏っているという事はありません。ビジネスにも精通し、コーチ、カウンセラーとしての経験もある私だからこそ、安心リラックスを前面に出して行うセッションは常に高い評価を頂いています。
幸せデザインコーチ大野敏昭でした!
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