幸せデザインコーチ大野敏昭です!
2011年8月の体験コーチングを募集しています。 
8月26日にオープンキャンパス実施します! 
改めまして「幸せデザインコーチ大野敏昭」こと、TOSHIです。
人は五感をフルに活用しているのはご存知のとおりです。
五感って何だったかしら・・・という人のために簡単に解説すると
・視覚
・聴覚
・身体感覚
・臭覚
・味覚
これが五感なのです。あ~、なるほど、と思いますよね。
この五感ですが、ギリシャのアリストテレスが分類した事に端を発していると言われています。それが、時代や国や地域における文化に引き継がれ、現代に至っているとの事です。
五感は、人が外界に接するために利用する道具のようなものだと思っています。しかし、この五感以外にも、第六感といわれる、いわゆるsixth senseという存在もあるようですので、人が外界に対して用いる道具は数多くのものがあるという事ですね。
ここ近年、NLPというものが注目を集めています。カウンセリングを学ぶと必ず出てくる催眠療法のミルトン・エリクソンやゲシュタルト療法のフリッツ・パールズなどの先人が用いたテクニックを体系化したもの、とも言われていますが、言語学者のジョン・グリンダーと心理学を学ぶ学生であったリチャード・バンドラーの手によって体系化されたコミュニケーション技法・自己啓発技法・心理療法技法というのが通りのいい説明になるでしょうか。
もっとも、ここ最近ではニューコードNLPと呼ばれる、従来のNLPの発展形が紹介されています、物事はドンドン進化しているようですね。
さて五感に話を戻し、これをNLPで用いる考え方で説明すると、VAKモデルというシステムになります。VAKとはそれぞれ
・Visual(視覚)
・Auditory(聴覚)
・Kinesthetic (身体感覚)
この頭文字に起因しています。
この三つの項目は理解頂けますよね。この三つをそれぞれ用いて、場合によっては二つ、または一つのみを用いて身の周りの事象を理解、認知していると考えられるのです。
さて、私達は外界を自分の中に取り入れるとき、いくつかのフォルターを経由すると言われています。それは
・神経フィルタ
・社会フィルタ
・個人フィルタ
と呼ばれています。
神経フィルタは、ずばり神経経路を通ってくるという事です。
社会フィルタは、その人が属する国や地域、コミュニティーなどによって形成された文化や習慣などです。
そして個人フィルタとは、その人個人が持つ過去の経験や価値観などです。
同じものを見て、聴いて、体感して、私とあの人では感じ方が違うというのは、もちろんVAKシステムの各々の要素における比率の差もあるでしょうし、フィルタの差もあるでしょう。
VAKに関しては、ある期間において考えると、その比率が大きく変化する事は少ないようです。
フィルタにおいては、社会フィルタをごく短期間で変えるのは容易ではありません。個人フィルタに関しては、これは短期間、いえ、短時間で変える事も可能なフィルタです。
ある方の相談であったのですが、
ある日を境に、突然に無視をされてしまい困惑しているのですが、どうしたらいいでしょうか。
という相談を受けました。無視している相手が複数名という事でしたので、その原因には相手の個人フィルタの書き換えが影響しているという仮説をたててお話をうかがっていくと、なるほど思い当たる可能性がいくつか見つかりました。でも、それを元に戻すのは時間が必要という事も判り、次のようなアドバイスをしました。
相談者の方の属するコミュニティーで形成された文化や習慣、実はその部分は脆く崩れやすい地盤に立脚しているので、相談者の方が気が付かないうちに何らかの変化が起きた可能性があります。実際に詳しくお話を聞いていくと、ここ最近になって変化が起きた可能性を裏付ける出来事が立て続けに起きていました。まずは、この変化を客観的に捉え、受け入れる事を受容するように説明しました。
次に、相談者の方の価値観について、今の「場」において最も相応しいものかを伺っていくと、実はそうでもない事が判ってきました。ここでは、価値観の書き換えをするという強行手段ではなく、価値観を変えていくためのやり取りを通して、確実に価値観を変えていく方法を取る事で、事態は改善していきました。
実は、相談者が変わっていくと、それに伴って相手方も変わっていったのです。人は生身の生き物ですから、常に固定化されている存在ではありません。もちろん組織でも同じです。組織変革などの場合は、もう少し複雑な要因が絡んできますので、対応はもっと慎重にしなければいけませんが、基本的なやり方は似通った部分が多いのです。
私達は五感を通して、様々な情報を受け取り、それを処理しています。時に、処理した結果を受け入れられなかったりすると、戸惑い、自信を無くし、最悪の場合は自分を閉ざしてしまいます。究極は、自分を消滅させてしまう、という事態にまで発展するケースもあります。
そうならないためにも、何か違和感を持った時は、一人で悩む事なく、専門知識を学んだ専門家に相談する事を強くお薦めします。
今日も記事を読んでいただきありがとうございます。皆様からのコメント、お待ちしています。
幸せデザインコーチ大野敏昭でした!
にほんブログ村の経営ブログに参加しています。
登録分野は「コーチ」、「組織・人材」、「ビジネススクール・セミナー」の三分野です。

にほんブログ村
現在、経営ランキング72位です。応援ありがとうございます。
幸せデザインコーチ大野敏昭




改めまして「幸せデザインコーチ大野敏昭」こと、TOSHIです。
人は五感をフルに活用しているのはご存知のとおりです。
五感って何だったかしら・・・という人のために簡単に解説すると
・視覚
・聴覚
・身体感覚
・臭覚
・味覚
これが五感なのです。あ~、なるほど、と思いますよね。
この五感ですが、ギリシャのアリストテレスが分類した事に端を発していると言われています。それが、時代や国や地域における文化に引き継がれ、現代に至っているとの事です。
五感は、人が外界に接するために利用する道具のようなものだと思っています。しかし、この五感以外にも、第六感といわれる、いわゆるsixth senseという存在もあるようですので、人が外界に対して用いる道具は数多くのものがあるという事ですね。
ここ近年、NLPというものが注目を集めています。カウンセリングを学ぶと必ず出てくる催眠療法のミルトン・エリクソンやゲシュタルト療法のフリッツ・パールズなどの先人が用いたテクニックを体系化したもの、とも言われていますが、言語学者のジョン・グリンダーと心理学を学ぶ学生であったリチャード・バンドラーの手によって体系化されたコミュニケーション技法・自己啓発技法・心理療法技法というのが通りのいい説明になるでしょうか。
もっとも、ここ最近ではニューコードNLPと呼ばれる、従来のNLPの発展形が紹介されています、物事はドンドン進化しているようですね。
さて五感に話を戻し、これをNLPで用いる考え方で説明すると、VAKモデルというシステムになります。VAKとはそれぞれ
・Visual(視覚)
・Auditory(聴覚)
・Kinesthetic (身体感覚)
この頭文字に起因しています。
この三つの項目は理解頂けますよね。この三つをそれぞれ用いて、場合によっては二つ、または一つのみを用いて身の周りの事象を理解、認知していると考えられるのです。
さて、私達は外界を自分の中に取り入れるとき、いくつかのフォルターを経由すると言われています。それは
・神経フィルタ
・社会フィルタ
・個人フィルタ
と呼ばれています。
神経フィルタは、ずばり神経経路を通ってくるという事です。
社会フィルタは、その人が属する国や地域、コミュニティーなどによって形成された文化や習慣などです。
そして個人フィルタとは、その人個人が持つ過去の経験や価値観などです。
同じものを見て、聴いて、体感して、私とあの人では感じ方が違うというのは、もちろんVAKシステムの各々の要素における比率の差もあるでしょうし、フィルタの差もあるでしょう。
VAKに関しては、ある期間において考えると、その比率が大きく変化する事は少ないようです。
フィルタにおいては、社会フィルタをごく短期間で変えるのは容易ではありません。個人フィルタに関しては、これは短期間、いえ、短時間で変える事も可能なフィルタです。
ある方の相談であったのですが、
ある日を境に、突然に無視をされてしまい困惑しているのですが、どうしたらいいでしょうか。
という相談を受けました。無視している相手が複数名という事でしたので、その原因には相手の個人フィルタの書き換えが影響しているという仮説をたててお話をうかがっていくと、なるほど思い当たる可能性がいくつか見つかりました。でも、それを元に戻すのは時間が必要という事も判り、次のようなアドバイスをしました。
相談者の方の属するコミュニティーで形成された文化や習慣、実はその部分は脆く崩れやすい地盤に立脚しているので、相談者の方が気が付かないうちに何らかの変化が起きた可能性があります。実際に詳しくお話を聞いていくと、ここ最近になって変化が起きた可能性を裏付ける出来事が立て続けに起きていました。まずは、この変化を客観的に捉え、受け入れる事を受容するように説明しました。
次に、相談者の方の価値観について、今の「場」において最も相応しいものかを伺っていくと、実はそうでもない事が判ってきました。ここでは、価値観の書き換えをするという強行手段ではなく、価値観を変えていくためのやり取りを通して、確実に価値観を変えていく方法を取る事で、事態は改善していきました。
実は、相談者が変わっていくと、それに伴って相手方も変わっていったのです。人は生身の生き物ですから、常に固定化されている存在ではありません。もちろん組織でも同じです。組織変革などの場合は、もう少し複雑な要因が絡んできますので、対応はもっと慎重にしなければいけませんが、基本的なやり方は似通った部分が多いのです。
私達は五感を通して、様々な情報を受け取り、それを処理しています。時に、処理した結果を受け入れられなかったりすると、戸惑い、自信を無くし、最悪の場合は自分を閉ざしてしまいます。究極は、自分を消滅させてしまう、という事態にまで発展するケースもあります。
そうならないためにも、何か違和感を持った時は、一人で悩む事なく、専門知識を学んだ専門家に相談する事を強くお薦めします。
今日も記事を読んでいただきありがとうございます。皆様からのコメント、お待ちしています。
幸せデザインコーチ大野敏昭でした!
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