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東京漫画社マジ大好き。
作品のラインナップも好きだったけど、会社の方向性に惚れたわ。
雑誌は買わない派だったのに、木原さんの冊子が付いてくるので買ってしまった。
木原スキー(小説派)を漫画に取り込もうという戦略としか思えん!
デキル人が内部にいるはずだ絶対。
もともと、ここの出版社好きだから木原さんが主目的だけど
まぁ買っとこう程度だったんだけど大当たりだよねこの雑誌。
こんなツボはまったの久しぶりすぎる。
ハードル下げてたから予想外の萌えの嵐に感激ですよ。
雑誌を読んでから(最後のムクさんのは飛ばして)、木原さんの冊子を読み、
ムクさんのを読むと最大限に堪能できると思う。
木原さん目的だとしても雑誌から行ってくれ。
**ネタバレ**
リバーズエンド:表紙からして主人公・十亀はイケメン
一家は父の借金のせいで貧乏。3姉弟のうち、姉は中卒で働いていて十亀は姉たっての希望で高校に通っている。弟は小学生。
十亀は高校に行かず働いてもいいと思ってて、学校での態度はすごく冷めてる。
いろいろあってクラスメイトの二宮と打ち解け、貧乏で苦しい暮らしの中に小さな幸せが育っていたのに
悲劇が起こり・・・
テンパったなんて表現はどうかと思うけど、精神的に追い詰められた十亀は好きになっていた二宮を襲う。
未遂だったけど泣いている相手をみて自分のしたことに気付く。
その後、二人は顔を合わせることもなく十亀は借金取りから逃れるため東京へ逃げた。
三十になり、十亀はAV監督をしていた。会社の帰りに思いがけず二宮と再会し、
二宮はふつうに話しかけてきた。悲惨な状況だった14年前の十亀のことを心配してて、
襲われたことを怒っていなかった。
十亀が震えているのが印象的だった。
十亀が抱いていたのは恋心だったんだな、とこの時にはっきりを分かった。
二宮の言葉が包容力に溢れるというか、
ゲイとノンケの友人がいて、ゲイがめっちゃノンケを好きで、ノンケは同情だか絆されたのか、
とにかくいけるとこまで行ってみようぜ、みたいな種類の感情を持ってたことに胸が締め付けられた。
あくまで友達だから願い叶えてやってもよかったのかなって感じ。
十亀にとって恋心は昔今続いているものだけど、二宮にとってその後悔に包まれた気持は過ぎ去ったものなんだとおもった。
二宮が結婚していることが極めつけだった。
十亀の想いは未来永劫叶えられることはないと分かった。
ずっしりとしたお話でした。
シンドイ暮らしの中で恋をして、半端なく追い詰められて二人の距離をぶっ壊して
再会してみたら自動的に失恋し・・・
そんな背景を持っていても次の恋をする。(多分)
別にシンドイ恋をしたらその恋に殉教しろってわけじゃないけど
そんな気持ちになるほど夢中になっても
いつかは過ぎたものになるんだと思うと切ない気分になりました。