天国の門に3人の男が訪れた。
門番の天使がそれぞれに
死んだ理由を訪ねると、男の一人は答えた。
「私が会社を早退してマンションに戻ると、
妻がベッドで死んでいました。
家の中を調べてみると見ず知らずの男が、
ベランダの手すりにぶら下がっていたのです。
私は怒り狂い、部屋にあったタンスを持ち上げ、
男めがけて投げつけ転落死させました。
その後、私も妻の後を追いベランダから飛び降りました」
次の男はこう答えた。
「今日は会社を休みベランダで涼しんでいました。
すると風が吹いて、干していたタオルが飛んでしまい、
何とかとろうとしたのですが、
バランスを崩して落ちてしまいました。
でも運良く下の階のベランダにつかまることができましたが、
その部屋の男が私を見つけ、
狂ったようにタンスを私に投げつけたのです。
私は理由も分からぬままタンスと一緒に落ちて死にました」
最後の男はこう言った。
「私はタンスに入っていました」