まあの独り言 〜Nyanton 唯一無二の仔〜 -25ページ目

まあの独り言 〜Nyanton 唯一無二の仔〜

やっと出逢えた、最後の希望の光すら失ってしまいました。
どうして皆んな逝ってしまうのだろう…

冷たい雨の朝は

ただただ後悔に苛まれる


あの冷たい雨の朝

いつもは余り鳴かないニャントンが

私の胸に飛び込んで来て

必死に何かを訴えるかの様に

鳴きながら縋りついて離れなかった


あの時のニャントンの鳴き声が

今も耳から離れない


胸の中で震えていたニャントンの

体温も、重さも何もかもが

今でもこの手に残ったままなのに…


どうしてあの時

「明日必ず迎えにくるから…」

なんて言って手放してしまったんだろう…


どうしてあの朝、義母に

ニャントンをウチで飼いたいと

懇願してしまったんだろう…


どうしてあの時、そんな余計な事言わずに

そのままニャントンを

保護してしまわなかったんだろう…


私が義母に言わなければ

その日の夜、あんな風に生命を

落とす事にはならなかったかも知れない…


私が飼いたいなんて思わなければ

ニャントンの幸せだけを考えていれば

今ごろ優しい里親さんの元で

幸せに暮らしていたかもしれないのに…


全ては私の浅はかな願いのせいだ


ニャントンを失った日から私は

また生きる希望も失くしてしまった


元々長くは生きられない筈だった私が

運命の悪戯で長生きし過ぎてしまったのだ


あの日と同じ冷たい雨の朝は

今も私を決して許さない

多分これから先もずっとずっと…