納骨の方法。 | 但馬、豊岡のお墓のプロ、おおきた石材店です。

納骨の方法。

納骨の方法は大きく分けて4つの方法があります。

水鉢開口型(関西型)、
後ろ開口型、関東型、地上カロート型です。


そのうち、但馬地方、豊岡市近辺では始めの2つの方法が多いですね。
そのうち後ろ開口型(私が勝手に呼んでいる名称です)は古い納骨形式で、
最近はほとんどありません。
新しいお墓ならほとんどが水鉢開口型(関西型)です。

「水鉢開口式(関西型)」のお墓について、ご説明します。

【用意するもの】

お墓掃除のもの以外に
○ 毛布(汚れてもいいもの)
  無ければハンドタオルを何枚か、重ねて使用してもいいです。
○ 水鉢を倒す台になるもの。
  どういうものかは下で説明します。

【納骨手順】

①まずお墓があります。
(注意、写真は天理教の教会の会長さんのお墓です。多少仏式のお墓と違いますが、
納骨方法は違いがありません。)



② 花立のステンレスの筒を抜いておきます。
  
抜いたほうが石の移動をしやすいからです。

③ 花立を写真のように手前に傾けるようにします。
  石同士がくっついている場合があるので、こうやって離した方が
  動かしやすい場合が多いんです。


④ 石同士を離すように手前に移動させる。
  このとき、重要なのは、
  決して花立の石を引きずらないこと



⑤ そのまま、邪魔にならない程度、両端に移動させる。
  その際、やはり、決して花立の石を引きずらないこと。
  このことが一番重要です。
  持ち上げつつ、移動するイメージ。
  やや重たいですが、がんばってください。
  写真程度に離したら大丈夫です。



弊社で施工したお墓は欠けやすい部分にクッションテープを貼ってあります。


(赤の丸で囲った部分です)

ただ、それでも、欠けるときはあります。
石は欠けやすいものだと、よく認識してください。

⑥ 左右の花立の石を同じように②~⑤の作業をしてください。
  左右の花立の石が邪魔にならない程度に左右に広げられたら、真ん中の石を動かします。

⑦ まず石と同じ高さの台を用意します。


このように台となる石と同じ高さになる台を用意します。
ほぼ同じ高さになればいいです。
このとき、注意するのは

○ 石を支えられるものを台にすること。
○ 小さすぎるものは動くので避けたほうがいい。
○ 安定がいいもの。大きめのものがいい。

ということです。
写真は垂木を代用していますが、木だとかプラスティックのような
石よりやわらかいものがいいですね。
あと、形状はもう少し幅広で安定感のあるものの方がよりいいですね。

⑧ 台の上に毛布(タオル)を乗せて石が直接台に当たって欠けないようにします。



⑨ 両手を石にかけて(写真のように)


⑩ その台に石を倒すように寝かせる。

そのとき、石をずらさないように。
その場所から倒す、イメージで。


.
はい、納骨口が開きました。
少々狭いですが、この状態から納骨をしてください。
前の石を完全に動かしてしまうのは石が欠ける原因になります。

納骨後は同じ手順を逆にして行ってください。

【注意点】

あせらないこと。
石を滑らさないこと。
雨の日はできれば納骨を避けてください。

(石が濡れているときはとても滑ります。とても危険です)

もし、どうしてもできないとき、
女性だけで自信が無いとき、など
お手伝いさせていただきます。





お墓に関する様々な疑問、質問にお答えしています。お墓に関するQ&A
アメンバー限定記事で豊岡市のお墓情報を秘密で書いています。アメンバー申請はこちらから。
~お墓ディレクター1級取得者・大北和彦が御案内します~
【記事に関するお問い合わせ先】
 
フリーダイヤル 0120-497-143
                                                                       (良くなる石屋さん)
 >>>お問い合わせ先
   ■ お墓に関するQ&A(一覧)
   ■ 車椅子でお参りできるお墓
   ■ デザイン墓シリーズ
 
<当店「墓石工事」サービスエリア> 
   兵庫県~豊岡市全域、香美町香住区 
   京都府~京丹後市全域

   ~兵庫県北部のその他の地域、
     京都府北部のその他の地域はご相談ください~

   TEL 0120-497-143
         (良くなる 石屋さん)
>>>お問合せ、御注文は
         。。。。お問合せフォームから。