二次元のコードを束ねて
無制限へと躍進する空の下で
眠りから帰還するのを待つ

風が歩むのは心の隙間
ビューっと鳴きながら
行き止まりを目指している

弾けてしまえばマシなこともある
うわ言に戸惑うバラードは
音域を超えて夜に響こうとしていた

一日の終わりに近い空間が
耳元で囁いている
もう少しだけ居させてと

本能に負けた煩悩が
ひたすら名前を連呼する
必死な顔色は蒼白

誘われて剥がされて
流れては脱がされて

本日ハ晴天ナリ
本日ハ晴天ナリ

本日ハ……