三日目の日曜日。今日はステージが両方当たってるので、動ける時間が午前中しか無い。物販で探照灯が欲しかったので、作戦をあれこれ考える。

 

絶対に想定通りいくわけがないのはわかっているが、それでも作戦は立てねばならない。

 

昨日、大和ミュージアムの前で物販があって探照灯とか法被とか(まあ俺は法被は買わんけど)を置いてあったのは知ってる。しかし、公式物販は有れば確実に欲しいものが買える。ただし時間がかかる。さて、ぶっちゃけ探照灯だけほしい俺が動くべきは…つまり大和ミュージアムの前に賭けた。

 

朝から並んで時間も過ぎた頃、「今日ここで物販ブースないって」という情報が。

はい解散解散!、蜘蛛の子より速く散る俺達。

 

物販並んでたらアニキがスタンプシート売りに来た。絵面的に完全にヤバいブツの取引。

「俺が売りに来ても売れないんだよなー、遊撃隊が売りに来たらすぐ集まるくせに」

申し訳ないけどそれはそう。

 

 

しかし、映画の潜水艦コマンダンテを見てないとカッペリーニのTシャツの意味の真意に気づかないのではと俺は思った。

 

 

お昼近くに物販終わったので、昨日食いそこねた酒狸に昼飯食いに行く。

 

 

ここでも、同席した知らない提督たちと情報交換。このおもしろさは現地でないとだめだよね。

「昼の公演当たってないから午後までどうしようかと…」

「ナリポさんが市役所の辺で屋台出してるから行ってみては?」

「おー!それいいっすね、いってみます。いやありがたい」

まあ俺も行く気なんだが。

こういう現地での交流が面白いのがいいのだ。

 

さて、ここから市役所方面へ急いで移動。地味に距離がある。今測ったら1キロ。移動は苦じゃないが時間が忙しい。大急ぎで歩いて、昨日目星をつけていたナリポさんの屋台に並ぶが、いかんせん時間がない。

 

俺のバカ!バカ!なんで時間無いのにアツアツのファルマッジとか頼んじゃうの!

(だって食いたいのが売り切れだったし…いやこれも美味しいけど

 

 

南極条約違反のアツアツなチーズ食いながら、ほぼダッシュしながら昼公演。

ジャズ公演は品川以来だけど、こういうのもっとやってほしい。知ってる曲をアレンジして生楽器で聞けるとかそんなにないよ、普通は。

今回も活躍したのはずいずいオペラグラス。北海道土産みたいなもんだが、これが実に便利。ステージ公演に活躍するのでみんなも一つは持ってると良いと思う。

 

 

このあと、大和埠頭までいどうして昼戦、即ホールまで戻って夜戦というめちゃくちゃなスケジュール。ちいと加減せえや。

 

夜戦終わって飲みに行く時間。二人で店を探すけど案の定あんまりあいてない。

何件か当たりをつけるけど芳しくないので、もう本通りでどっか入れるとこでいいやと思ってたら、たまたま見かけた店がわりといい感じでしかも今日のメニューに魚卵とかあってここに決めました。鳥勢。

 

 

 

ここに4人も集まって、まあ飲むわ食うわで本当に楽しい時間だったのです。

参照ツイート

 

 

 

煮た魚卵は日本酒に合う。真子の煮付けは美味しいからみんなも見かけたら食うといいのだ。

 

色々美味しく食べたのです。

 

 

ついに最終日。宿を引き払う準備をしながら、今日の作戦を考える。

目的はカレーフェスで、大体午前中で帰らないと埼玉まで戻るのが遅くなる。現在位置はほぼ市役所のそばなので、ここから駅に移動してバスで基地まで。

 

既にからすこじまくらいまで列になってるんですけお!

 

潜水艦が多すぎる。普段多くても8隻くらいなのに10以上いる。

ちょっと気になるが、とりあえず列に並ぶ。

手荷物検査受けつつ会場へ。列があるが、あれはカレーフェスの列なので真っ先にC2が居るはずの右下奥へ。さざなみカレーもらったよ!

これ買うと結構した気がするんだが…

 

同じこと考えてた賢い提督が行列してたので即並ぶ。

結構長く待ったけど、ようやくコニシガノフとカレー食べます。

 

 

コニシガノフは自分でも再現しようと作ってるんだけど、まだあのあじに到達してない。

 

 

あかよどの二人が来てくれたのね。サツバツとした現地に一服の清涼剤。

酒狸のレモネードやナリポのピザ食いながら、そうりゅうのカレーを食う俺。

 

 

 

俺は来年退役になってしまうみちしおを見に行ってた。

 

 

 

 

その途中で、あかよどがなんか楽しそうにあそんでる。

 

このまんま普通に基地の中歩いてて、この実在性よな!

と一人ホクホクしてた。

 

 

 

おなかぽんぽんだけど本日最後の任務。澎湃館でフォロワーがドールを展示してるのだ。なんか公式発表の遥か前から企画されてたみたいで、たまたまぶち当たってしまったのだがなるべくみんな見に行ってくれると俺も嬉しい。

 

 

 

うわこれすごいな!これだけ揃ってるのってまずそうそう見られないわよ。

途轍もなく丁重に作られてて、オーナーは間違いなくすごい変態だと思う。

 

ダメだ時間が一杯だ、悔しいけどここで帰途につく。

バスで駅から広島まで戻って新幹線で東京へ。

 

この呉ロス感を埋めるすべはない。

まつりなのだ、ハレなのだ。あの瞬間しか味わえないのだ。

それこそが、遠征なのだ。