このあたりを桜花号で通るたびに

どうしても

ひと息ついて 深呼吸をしたくなります

寺町通の今出川下がる・・・

盧山寺さん

桔梗の花と 紫式部の屋敷跡として有名です

もちろん、拝観したことはありません(苦笑)

でも 気になってしまうのは

このお寺さんに 桜花昇ぼるさんが来られているからです

10年も前の2007年・・・

桜花昇ぼるさんが OSK日本歌劇団のリーダーとして

京都南座に出現した最初の舞台に選んだのが

光源氏

源氏物語でしたね

 

私が その時

初めてのOSK,初めての歌劇スターをみたわけです

 

光源氏の扮装で ゆかりのお寺 盧山寺に来られた様子が

当時のパンフレットに載っています

 

すると この山門を桜花昇ぼるさんは くぐられた?

歩いていかれた?

のか?と 10年以上たった今でも 

何故に 桜花昇ぼるさんの足跡を

見つけたいのか?

正直、何をしたいのか?自分がわからないけど、

 

ここの前を通ると

桜花昇ぼるさんの、

トップスターとして出発しようとしてる時の

トップスターとして劇団を引っ張っていこうとしてるのに

足元の超不安定な劇団になってしまって

めっちゃ踏ん張ろうと、頑張ろうとしていたのだろうなぁ、

と 10年も前の事を 不思議や いろいろ考えちゃって・・・(苦笑)

ひと呼吸 つきたくなる場所なんです

 

不思議といえば 実はわたくし、

その2007年の 京都に来たからこそ出会えた桜花昇ぼるさん&OSKを

源氏物語以上に美男子だったはずの桜花源氏の君を

私は 全く 記憶していません

 

当時は全くOSKにも宝塚歌劇にも興味なく

光源氏で桜花昇ぼるさんに恋したわけではないんです

(今の私には 信じられないけど)

第二部のダンスの ブラック&ホワイトでの

断トツにまぶしいオーラを発して踊る桜花昇ぼるさんに

心を持っていかれたのです♡

でも  このお寺の前を通ると パンフレットの桜花さんを思い出すの♡♡♡

 

 

スターへの想いというのは

そういうものかもしれないです (そうなのか?)

決して 身近な存在ではないスターですから

想うことだけが私に許される行為なのだと 思っています

悔しいけど お近づきになっては ダメなんです

 

 

さて、今日は

ひと呼吸をつくために

お向かいの梨の木神社さんへ お参りしてきました

ここは 名水湧き出る井戸  染井の井戸 がありまして

朝・昼・夕方、いつ来ても 井戸の水を持ち帰る人が

並んでいます

私は 手ですくって 飲みました (甘く まろやかな水だと思います)

 

梨の木神社さんは 名水の井戸があるので

毎月?お茶会があるようですね

私も若い独身時代に お茶会に参加した記憶があります

 

スターへは近づかずに想うだけ・・・

ならば、想うだけなら

夢として想いましょうか

「桜花昇ぼるさんのお点前にて お茶を一服

おいしい名水の 染井の水で ・・・・」

 

な~んてね、静かな冬の社殿を一回りしながら

勝手にドキドキしてました