わたしが起業するに至った話を

少しづつ書いていきたいと思っています。

 

 

今回は、沖縄から佐世保にUターンして

就職をあきらめて

カラーセラピストとして動き始める話です。

 

 

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(サービス内容とイメージが違うので

なかなか使えない写真、ここでお披露目)

 

 

 

 

沖縄から地元・佐世保にUターンしたことを機に

わたしも働こうと思っていました。

 

 

子どもと2日密着生活すると寝込むほどだったので

専業主婦は向いてないと常々思っていたし

 

大人と過ごす時間を確保したかったんですよね。

 

 

 

 

でも、沖縄とは環境が違い過ぎた佐世保。

 

働くことは実家からの子育ての援助があることが前提でした。

 

 

 

「子どもさんの体調不良の時に

面倒を見てくれる人はいますか?」の問いに

NOとしか答えられず、

 

子育てのヘルプがない

→仕事が決まらない

→保育園が決まらないという負のループで

いつの間にか、不毛な就職活動は終わりました。

 

 

 

とはいえね。

本当の所は就職したい、就職したいと言いながら

 

家事と子育て、

仕事を両立させる根性は持ち合わせていなかったから

えいや!っと決められなかったんですけどね。

 

 

 

 

 

 

いつかどこかのタイミングで就職できる日もくるだろうと

 

まだこの時は就職を諦めてはいなかったけれど、

しばらくは家にいようと決めました。

 

 

 

それでも子どもたちが幼稚園、学校に行ってる間はとっても暇。

 

 

そこで

沖縄で資格を取っていた色彩心理で

イベント出店してみようと思ったのです。

 

 

色彩心理というよりも

カラーセラピーのほうが親近感わくかなと思って

最初は「カラーセラピスト」と名乗っていました。

 

 

 

 

 

2012年頃。

ハンドメイド作家さんやセラピー系のイベントって

華やかな都会で行われるもの!っていうイメージで。

 

日本の西の端っこの

「ド」が3つも4つも付きそうな

ド田舎の佐世保では

あまり聞いたこともなかったのですけど

 

なんとなく目に留まった広告に申し込みをしてみました。

 

 

 

 

 

 

佐世保駅前で屋外。

10スペース程度の募集で

出店料3000円くらいだったと記憶してます。

 

 

 

 2×2メートルくらいのスペースに

レジャーシートを敷いて

ローテーブルと、お客様用の座布団、

日よけのためのビーチパラソル

これだけ持って行きました。

 

 

 

 

いま考えたら突っ込みどころ満載ですが

主催者も初めての試みらしく、

相談しても一緒にハテナが飛び交い

当時のわたしにはこれが精いっぱい。

 

 

 

 

でも周りの方もそんな感じで、

キャンプ用のテーブルで

ハンドメイドのアクセサリー売ってる方、

 

お野菜並べてる方、

お洋服のフリマやってる方…みたいな感じでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 このときわたしが出したものは

ソフトブロックを選んで置いてもらい、

心理状態を読み解くカラーセラピー。

 

10~15分くらいのセッションで500円です。

 

 

 

初めてにしては大満足!

4000円くらいの売り上げでした。

 

 

出店料がまかなえて、

家族のおやつを買うくらいはあります。

 

 

 

 

当時はガラケーの時代で

SNSなんて流行ってなかったし

 

宣伝するなんて知恵もなく

 

駅を利用するために通り過ぎる人が

興味を持ってくれるのを座って待つ。

 

そんな感じでした。

 

(周りもみんなそうだった)

 

 

 

 

 

それでも

時間がなくて通り過ぎたけど

気になったので用事済ませて戻って来たって

言う方もいらしたり

お子さん連れのお客さまにも喜んでもらえて、

 

 

 

お天気はいいし

なんだかとってもいい気分になったんです。

 

 

 

 

 

就職が決まるまで

この調子でイベントに出ておこうかなと思っていたら

 

「イベントに出るなら、ご紹介したい人がいる」と

イベントを主催する方と繋いでいただいたり

 

 

 

ママ友に自作のチラシを見せたら

「うちのダンナに作らせようか?実はプロ」とか

 

 

子どもの気持ちが分かるなら相談したい、

友だちが困ってる、などなど。

 

 

 

 

 

あれよあれよという間に

「カラーセラピーのヒナミさん」

「子育て相談ならヒナミさん」が

出来上がっていって日々楽しく過ごしていたんですね。

 

 

 

 

 

そんななか。

幼稚園のお友達のママが

お子さんのことで愚痴というか不安というか、心の内をもらしました。

 

 

 

この子、

以前から育てにくさや

ママの困り感が強いことも感じていたけれど

 

 

いきなり

「ねえ、大変じゃない?」なんて

発言もできないでしょ?

 

 

 

 

 

見て見ぬふりをしていたんだけど

話題に出たのをきっかけに、

 

 

「子どもの気持ちが分かって

この子にフィットする対応が分かる

カラーセラピーやってるんだけど、

やってみない?」

 

 

 

誘ってみると、

興味を持ってくれて

時間を合わせて会う約束をしました。

 

 

 


 

 

 

約束の日が近づいたある日、

そのママからお断りの言葉が。

 

 

わたしは断られたら

そっと退散するタイプなので

 

 

そうなんだ、じゃあまたね。

と引くときに「どうしたの?」と聞いてみた。

 

 

 

深い意味はなくて

他の用事とかぶったかな?くらいの

軽い気持ちだったけど返ってきた言葉は、

 

 

 

 

 

「カラーセラピーって胡散臭い。

変なもの売られそう。壺とか絵とか」

 

 

 

 

 

一瞬わたしの頭はフリーズ。

 

 

胡散臭い?

壺?

 

カラーセラピーってそんなイメージあるの?と愕然。

 

 

 

 

それよりも!

それよりも!!

 

 

わたしが。

誰かに。

壺や絵を売りつけると思われたことがショックで・・・。

 

 

 

 

 

一応その場は笑ってごまかし、

ささっと退散したけれど

 

この言葉はわたしの心に大きく突き刺さりました。

 

 

 

 

このころのわたしは、

子どもたちが留守番できるようになったら

隙あらば就職するつもりだったけど

 

 

カラーセラピーで

子育て応援をするというポイントにも

迷いはありませんでした。

 

 

 

 

 

 

怪しくなくて、

壺とか売らずに、

 

でも困ってるお母さんたちの

お役に立てるような動き方って

どうすればいいの?

 

と悩みました。

 


 

 

 

お母さんからのご相談はもらってたし

子育て支援サークルや

公民館の子育て支援イベントにも

呼んでもらうようになっていました。

 

 

 

 

 

なので、

このカラーセラピーをもっと地に足の着いたものにして

わたしは物(壺)を持たずに、

知識と心の癒しを提供しようと

心に決めたのです。

 

 

 

 

 

 

 

この「壺事件」もそうだけれど

心がぎゅーっを苦しくなったこともたくさんあったんです。

 

 

 

 

SNSで大暴れされちゃったこともあるし

(完全にとばっちりだったのだけど)

 

 

エリちゃんおかしなことに手を出してるって

ママ友がサーーっといなくなったこともある。

(これはわたしも悪かった)

 

 

 

協会の大先輩に教えを請うたら

「ライバル育てる気はない」とバッサリ切られたこともあるし

 

 

 

「お前なんかが調子に乗るな」と

正面切って罵倒されたこともあるのです。

 

これは本当にツラくて・・・。

 

 

お客さまに限らず、

目の前の人のネガティブに引きずられないために

自分(セラピスト)のメンタルを整えないと

 

 

いつか必ず自分が壊れると思い

仕事を全部お休みして

集中して自分を整える時間を確保したこともあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

起業を辞めるタイミングも事件もたくさんあったのに

いままで続けてきたのは

 

困ってるママから連絡があれば

全力で力になりたいと思う気持ちでした。

 

 

 

そして、

うちの子どもたちや

そのお友達みんなが幸せに生きて行けるように。

 

 

子どもが笑顔なら

きっと世界中で起きる悲しい出来事も

手を取り合って解決してくれるから。

 

その未来の宝である子どもを育んでいる

ママを支えたい。

 

 

 

そんな思いで、心が潰れそうな事件も

歯を食いしばって来ました。

 

 

 

 

それと同時に、10年続けてきたのは

やっぱりこの仕事が好きで

人に会うのが好きで

 

 

 

壺を売ってると思われたとしても、

「おまえなんかが」と言われても、

誰かが幸せになる姿を見たかったのです。

 

 

 

つづく・・・

 

 

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長崎・佐世保 子育てアドバイザー 日南絵里でした。