わたしが起業するに至った話を
少しづつ書いていきたいと思っています。
そして、こちらがまだの方はどうぞ。
今回は、
わたしが子育て支援センターで
心配なお母さんNO.1だった話をしますね。
ちょっと書いてるわたしにとっても
ヘビーだったんだけど
ここを避けては通れないのでがんばって言語化。
当時を思うと涙涙・・・。
今となっては
誰も信じてくれない話ですが
たしかに存在したあのころのわたしと
この苦しみがあったからこその今なんです。
こんにちは！ 長崎・佐世保 子育てアドバイザー ヒナミエリです。
わたしは子どもの頃からずっと
そこそこで生きてきました。
大きな挑戦をしたこともなければ
大きな失敗もない。
とはいえ、
もちろんいろんなことはありましたよ。
高2のクラス替えで知り合い皆無とか
仕事でモラハラ受けて病んじゃうとか
海外でパスポートをお店に忘れてきたとか
親友に死なれるとか
実母との確執とか
いろいろあったけれど
特別に大きな困難に立ち向かった！っていうことはなくて。
「神」と拝むほどのよくできた夫ともご縁があったし
息子が2人もやって来てくれました。
順風満帆、とまではいかなくても
ぼちぼち過ごしていたところ。
そんなわたしに人生最大の闇がやってきたのは
上の息子が生まれたことがきっかけでした。
すべてが息子のタイミングで進む１日。
朝のうちに、と晩ごはん作りに取り掛かったものの
息子が１日グズグズしてたので
結局夕方になっても
朝にジャガイモの皮を半分向いたままのものが
まな板の上にコロン。
わたし今日1日なにしてたんだろう・・・、
と無力感でいっぱいになる日が続きました。
2歳になる頃にはイヤイヤ期に突入。
１日中かんしゃく起こして絶叫される毎日になると
とくに戦争です。
怒りに任せて
食卓のごはんをすべて投げ散らかすことも覚え
納豆も、みそ汁も
なんでもかんでも宙を舞い、
食べるものがなくなることだってありました。
今ならね。
息子に泣かれないように、と
ビクビクしてるから
余計に泣くんだと分かるし、
かんしゃくの原因によっては
対処法もあると知っているんだけど
その頃のわたしはなんにも知らなかったんです。
いろんなことが落ち着いたころに
子育て支援センターの先生や、
保育園の先生からも
「実は心配なお母さんNO.1だった。
いい感じに落ち着いてくれて良かったー！」って
涙ながらに語ってくれた先生は
実は1人や2人ではありませんでした。
息子がかんしゃくを起こさないように
毎日ビクビクしたり、
昼寝から起こさないように息をひそめて過ごすうちに
わたしはどんどん疲弊していきました。
我が子はこんなにかわいいのに、
素直にかわいいと思えない。
「できない」自分へのいらだち。
自分自身の葛藤で圧し潰されそうでした。
この子はわたしを苦しめるために
生まれて来たんだろうか、と思うほどに
わたしは追い詰められていきました。
夫が休みの週末が来るのを指折り数えて待ち、
夫が会議で遅くなる日や
出張の日は気が狂いそうになります。
だんだんと心が壊れていく自分を感じて
ふとこのままでいいのかな、と思ったんです。
この子はせっかくわたしの所に来てくれたのに、
かわいいこの子との時間がこんなにも苦しいなんて。
わたしの人生それでいいのかな。
このままではきっと近いうちに
わたしはニュースに出るような虐待事件を起こしてしまう。
もう限界・・・。
2人で死んでしまおうか・・・。
そう思ったときに
手を差し伸べてくれたのは夫でした。
つづく。
・【起業ヒストリー③】壺売られそう？！カラーセラピストデビュー
・【起業ヒストリー④】コロナで仕事ゼロ！おうち起業廃業からの復活
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長崎・佐世保 子育てアドバイザー 日南絵里でした。