子どものカウンセリングをして欲しい。
と、お問合せをいただくことがあります。
当サロンでは、
基本的にお母さんのカウンセリングを行い、
ご家庭でお子さんと対応するコツをお伝えしています。
お子さんのカウンセリングは、
お母さんとお会いした後に
必要があればお会いするようにしています。
こんにちは！ 長崎・佐世保 心理カウンセラー ヒナミエリです。
子どものカウンセリングは、
とても時間がかかるのです。
どんなに活発で、人見知りしなくて
物おじしない子でも
初めて会った人に、
やすやすと自分の心の内を見せたりしないもの。
しかも、
お母さんがカウンセリングが必要かも？と思った子です。
なにかしら心に痛みを抱えていることでしょう。
そんな子に、
「どうしたの？」と話しかけても、
「べつに・・・」で終わることが安易に予測されます。
お時間作って頂いても
世間話をするだけでなにも進まない日々が数回あるはずです。
子どもから状況を聴き出して、
思考にアプローチするのはなかなかに難しいのです。
たしかにわたしは、「今日はどうしましたか？」という状況の聞き取りから入るわけじゃなくて
さきに色彩心理学で気持ちを掴んでから
「こんな気持ちなんだね、なにがあったの？」と入るので
わりと懐に入るのは早いんですが
子どもだと語彙力が少なくて、
「こんな気持ち」と「出来事」が繋がらないこともあったり
恥ずかしくておしゃべりができないこともあります。
なので、
お母さんからお話を伺って
おうちでの対応策を考えて行くという形にしています。
もちろん、心のケアが必要でわたしと会ってもいいと言ってくれる子には
・パステルアート
・アクセスバーズ
これを使って話をします。
基本的に
不登校、かんしゃく、育てにくさには
お母さんのカウンセリングだけでOKです。
どうしても！とおっしゃるならお子さんとお会いしますが
そんな場合
たいていお母さんがお子さんのことを責めています。
問題があるのはこの子で
わたしは悪くない！というメッセージが出てるので
やっぱりカウンセリング対象は
お子さんではなく、お母さんです。
または、
お子さんの状況にほとほと手を焼いて
お手上げ状態だから
だれか助けて、となってる場合ですね。
これも自分で解決しようとしていないので
今がなんとか軌道に乗っても
この先また問題があったときに
誰かに頼らざるを得ない。
これはお母さんの生き方を修正する必要があるので
やっぱりカウンセリング対象はお母さんなんです。
子どもの問題はすべて母親なのか、と
イラッとする方もいらっしゃるかもしれませんが
すべての出来事は
ご家族がいい方に向かうために起こるんです。
その問題に取り組むことで
お母さんはもちろん
家族みんながハッピーになっていけるはずです。
たまにね。
その問題はわざわざ取り上げなくてもいい
スルーしてもいい
そんなこともありますので
まずはお母さんからご相談ください。
2回目3回目にお子さんに会うように調整することもあります。
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長崎・佐世保 心理カウンセラー 日南絵里でした。