オレハマッテルゼ

高松宮記念をオレハマッテルゼが制した事よりも、善臣大先生がＧ１で勝利した事の方が世間を騒がしている昨今。　競馬の外に目をやれば野球のＷＢＣで日本が初代王者に。　実はあまり知られていない事らしいけど、ＷＢＣのＷは純粋な（ＷＯＲＬＤ）の意味ではなく、航空会社の頭文字なんだそうな( ＇ｪ＇)　で、ちょっと逆行しちゃうけどＷＢＣの前には冬季オリンピックってのもあった訳で。　荒川静香さんが金メダルを取ったわけで。　あれだけ大騒ぎしてたのにメダル一個ってのは桜が咲く季節になった今思い出しても鳥肌立つくらいお寒い出来事でしたね。　「喉元過ぎれば熱さ忘れる」国民性はどうにかならないものか、今になってフィギュアスケート連盟叩きが出てきたりして…今さら記事にするまでもなくオリンピック開催中から分かってた事じゃないかー！　スポンサー利権にまみれたフィギュアの選考とか、誰が見たって変だったのに期間中はそれを黙殺し続けてたマスコミ。　ちょっとオカシイじゃないか！！とか思うのは愛読書が花とゆめコミックから週刊文秋や週刊新潮に変わり、更年期の足音が隣に住む金さんの広東語のシャウトよりリアルに感じられるようになったから…。　春の訪れをオレハマッテルゼ☆

前置きが長くなっちゃったんだけど、言いたかったのは最初の一文の「高松宮記念をオレハマッテルゼが制した」って事だけですｗ　オレハマッテルゼのお姉さんはエガオヲミセテはＪＲＡ史上初めて名前にヲが付いたお馬さんです。　２０００年２月１１日トレーニングセンターの火災により４年９ヶ月の短い生涯に幕を閉じました。　

馬主は珍しい名前のお馬を数多く所有する小田切有一さんで、この姉弟の他にもたくさんの珍名馬を所有しています。　詳しくはココ→http://peach-daioh.cool.ne.jp/chinmei/chin_odagiri.htm

重賞未勝利のオレハマッテルゼが初のＧ１で見事優勝、競馬に宿る不思議な力が作用したとしか思えないわけです。　小田切さんの付けたオカシナ名前も、レース後にはドラマに感じました。　天国から弟を応援するお姉ちゃんの名前が「エガオヲミセテ」なんてめちゃくちゃ素敵じゃないですかァ。　で、約６年振りにＧ１を勝利した柴田善臣騎手だけど、６年前に獲ったＧ１が今回と同じ高松宮記念っていうのがまたなかなかそそるドラマ。　しかも、この日のグリーンチャンネルの思い出の高松宮記念みたいなコーナーで１位だったし。　今思うとサインが出てたのかなァ～？　そんな素敵な善臣さんのサイトはココ→http://www.jc-club.net/yoshitomi/

ＰＳ．

私がオレハマッテルゼの弟か妹のオーナーになれたなら、アネハマッテルゼって名前にしようと思います。