映画「ルックバック」

観まして。

時空が歪む感じがして。

え、58分？

体感2時間くらい観たようなずっしり感。

お客さんかなり入ってたけれど

場内がシーンとした時の「シーン」が

とてつもなく「シーン」としていて

みんながものすごく惹き込まれてるというか、

見守ってるというか、

集中してる感じがヒシヒシ、、、

とてもヨカッタ。けど

諸手をあげて素晴らしい作品、感動、と言うのにはちょっと抵抗も生じる。

観に行ってヨカッタ。

見逃さないでヨカッタ。

でき得るならもう1度観たいのですが、、、今はするめの様にしばし噛み締めています。

ストーリーを思い返すと本当に色んな場面が浮かんできます。

（感想書こうとして何度も手が止まってしまいました。）

強いていうと、look back は「振り向く」というような意味あいかな、と鑑賞前は思っていましたが、他にも幾重にも取れる気がして、捉え方がとても広がりました。

2人の性格の描写が妙にリアリティあって、細やかに掬い取ってるように見えました。

あと、映画を観ながら最初に気になって仕方なかったのは、机の上に置いてあるだけの昔ながらの電動の鉛筆削り、あれって若い人は何だかわかるものなのか？

最近、山の近くで会った方が（風貌は登山者）絵を描きに来たと仰っていて、水彩画ですか？と尋ねたら、スケッチだけで色は帰ってからね、と。

そっか、、、。（その日の内に現地で仕上げちゃう、みたいな勝手なイメージでした。）

デジタルでいくらでも絵が描けちゃいそうな時代に、鉛筆で絵を描くという手段が新鮮に見えました。シャーペンでもなく、鉛筆。中学生ならそれが普通か。

そういや、永山裕子画伯の絵にも鉛筆のあとが見えること、あったな。。。

やることなすこと何でもうまくいったら御の字だけど、生きてると理不尽なこともある、一心にがんばっても報われないこともある、望まずして十字架を背負ってしまうことだってある。「好き」っていう気持ちだけでどこまでも走れちゃうようなパワーが出ることもある。でも気持ちは枯れることもある。折れることもある。その時、どう一歩を踏み出せるのか。

するめ。

するめ。

ひたすら、するめ。。。

この作品が気になったきっかけは、

先週か先々週だったか、

伊集院(光)さんがラジオで内容には一切触れずに話してて、自分(伊集院さん)は原作を知って観たけど何も知らないまま観ても全然大丈夫、上映館や上映回数が激増してる、と。

確かに原作を知らずに、情報を見ざる聞かざる読まざる状態で行っても、かなり入り込めました。

（あと有名人では、乾ちゃん（乾貴美子さん）の前のめりでうっかり屋な感想が笑ったです。）

蛇足ですが

近年映画観るのに2時間座ってるだけで膝が痛くなることがあり（あちこちにガタが・・・）、膝の心配をしないで済むのはありがたい。

あと最近気になったのは

これと

（西島秀俊〜）

これです。

ザ・ドリフターズ展

グッズが色々、

七味メーカーとコラボしてたり、

カラスのマスコットや、

気になるのは、タライのキーホルダー笑

風呂入ったか

歯磨けよ

宿題やったか

ビールは水分にならないぞ

レベッカ追加公演決まったぞ

ココロハッピーで

あしたもいっぱいお元気で