毎日家にいることについて、夫は息子にも私にも何も言うことはなかった。
夫はいよいよ今日になって
「あいつ、学校はどうするんだ」
と言ってきた。
私は、
「しんどくて行けないのだから、どうしようもないこと」
と答えた。
あいつはダメなやつ…と言われる前に息子を庇ってあげたい気持ちだけで応戦する。
本当は、私が一番に泣きたい…
毎朝、苦しい気持ちで学校に欠席連絡の電話をし、
夕方には先生からのお電話で学校と息子の連絡をし、
書類や授業のプリント類を学校まで受け取りに行き、
提出物を提出に行き、下校する楽しそうで元気な生徒さんたちの姿を見てうっかり涙をこぼしてしまい…
登校できる日は気持ちを殺して息子を送り迎えする。
息子が「明日は学校行くの無理」と言えば、泣きたくなる自分よりも息子のしんどさを優先して明日を迎える。
息子のしんどさを解決できればと、病院にも通っている。
先日は医師から
「お母さん毎週病院に来るの大変だね…」
と声をかけられ、心臓から涙が絞り出されるような気がしてしまった。
毎日、私ひとり。
一度でも「手伝おうか」とか、「ありがとう」とか言われたことはない。
そんな中、夫からの言葉
「あいつが学校をクビになったら、どう責任を取るんだ」
一見、子供を心配しているような言葉に聞こえるが、夫のいう責任とは、これまでの学費や塾にかかったお金のこと。
息子が結果を出すことが出来なければお金が無駄になったという意味での責任を言っている。
私は「誰が責任を取る問題ではないから。息子の人生だし」
と答えた。疲れた
