おはようございます。

ブログへのご訪問ありがとうございます。
これは、発達障害、ADHD、高機能自閉症、後発難聴の私のエピソードです

今朝のエピソードは、
主治医が腕を組み考え込んだ。私の寂しさの受け入れ方と次男のコロナの話です。

昨年の8月に長男(30歳運送業)が、今年の4月に次男(19歳大学生)が、我が家、ヘタレ家を巣立ち、私はひとり暮らしになりました。

発達障害、ADHD、高機能自閉症で障害認定され、精神障害者保険福祉手帳の2級を所持する私は、定期的に心療内科に通院しています。

私の主治医である。心療内科の障害認定医の先生は、立て続けに2人の子供が巣立ち、私が空き巣症候群に陥らないかと心配していました。

それは、私の脳は不調になりやすく、鬱になりやすい脳だからです。

(空きの巣症候群とは、一身に愛着を注いだ子供が自立して、助けを必要としなくなった寂しさから、精神的に不安定に陥り、うつ症状に陥る事です。)

これは、先月末(7月)の通院時の話です。
その事を心配していた先生に、私はこう言いました。

GWが終わりひと月ほどたったある朝、目が覚めた時に、私は、子供達がいない事への寂しさを感じました。


寂しさを手放すには、まずは、寂しさを受け入れる事だと思い、我慢しようとか、誤魔化そうとか、他の何かで埋めようとかをするのはやめにして、

寂しさを、そのままに、ありのままに受け入れる事にしました。

そこで、私は、お布団に入ったまま、中島みゆきの孤独の肖像を口ずさんでみました。

(歌詞つきのものがありましたのでこちらにしました。)


どっぷりと、孤独に浸かってみました。

そうか、私は寂しいのだなと、それをそのままに、ありのままに受け入れました。


歌い終わり、布団から出た私は、その後も孤独や寂しさ、別れの歌などの歌を口ずさみながら、家の中の事をしました。


(我が家は隣の家は空き家で、周りの家も離れていますので、ご近所迷惑にはならないと思います。)


そうしているうちに、こうして、寂しさに浸る、アンニョイな自分の事を、実に人間らしくて良いかもしれないと思えてきました。

こうなったら、とことん寂しさに浸ろうと、ドラえもんの映画の大人になったのび太くんに達に涙しました。
(これは2014年に公開された作品です。)


かつて、子供達に読み聞かせた絵本を音読し、泣きました。



そして、私は長男と次男に、

母さんは君たちが巣立って寂しいのです。

と、正直に自分の気持ちを伝えました。

(LINEのメッセージを送りました。)


そうしたら、2人から電話がかかってきて、なんだか、心配されてしまいました。


そうか、離れていてもちゃんと心は繋がっているのだなと、そして、なんて幸せなのだうかと思いました。


それから、寂しいと思う度に、どっぷりと寂さに浸り、今度は何の歌を口ずさもうか、何の映画を見ようか、何の本を読もうかと考える様になり、なんだかそれが楽しくなって来ました。






目の前で起こる事には、全て意味があり必然だといいます。


なので、私は、こうして、寂しさを感じる事も、寂しさに浸る事も必要な事なのかもしれないと思いましたので、寂しさをそのままに、ありのままに受け入れ、それを楽しむ事にしました。


先生はこの状況をどう判断されますか?やはり、空き巣症候群の傾向が見られるのでしょうか?薬とか必要でしょうか?


と、聞いたところ、


先生は、うーんと言いながら、腕を組み、少しの間考え込んだ後に、私に、こう言いました。




(画像はお借りしています。)


…ヘタレさん、あなたの様な人には薬は必要ありません。むしろ、ややこしくなるので飲まない方がいいです。あなたがそれでいいのなら問題はないので、あなたの好きにしてください。

次は秋になったら来てくださいね。はい、次の人、


と、言われ、さっさと診察室から出されてしまいました。


うーん、私は何かマズイ事でも言ったのだろうか?、そのままを伝えただけなのにと思いながらも、すぐに、まぁいいかと思い、病院を後にしました。


ちなみに、この話を、子供達にしたところ、


先生の気持ちがわかるわ、そこまでのぉ、自己完結しとったら、そりゃ、好きにせいと言われて、診察室から出されるわ、

と、言い、ヤレヤレと呆れられ、


つーか、それって、朝から布団の中で歌を歌う怪しいオバチャンやんかw


と、言い、鼻で笑われました。

(広島弁にてお送りしています。)


と、言うわけで、昨年の誕生日の日に決めた。

ひとつ目の「脱、寂しさを手放す」は、順調に進んでいるようです。


ふたつ目の「脱、出不精と重たい腰」は、長男の仕事の手伝い、次男の進学と引っ越しを境に、以前よりも、アクティブになり、ちょくちょくお出かけをする様になりましたので、これも目標達成だと思います。


私は、毎年、誕生日の日に今年一年かけて手放すもの(事)を決めて来ましたが、今年は決めずに、このまま、現状維持でいこうと思います。

(先日、8月20日に誕生日を迎えました。)


たまには、こういう年があってもいいのではないかと思います。


さて、我が家、ヘタレ家は、8月10日から次男が夏休みで帰省しています。


帰省直後から、長男の仕事の手伝いとバイトを掛け持ちしていて忙しそうです。

(次男は社会勉強の為、長男の手伝い以外のバイトも経験中です。)


お盆は、長男と長男の彼女、次男も仕事だったのですが、その合間で、みんな揃って、賑やかなお盆休みを過ごしました。


桃鉄ガチンコ対決や、焼肉をしたりと楽しい時間を過ごしました。


次男は、9月の末の夏休みが終わるまで我が家で過ごす予定なので、その間に、楽しい事を沢山したいと思います。


おそらく、次男が帰ってしまったら、私は、また、寂しいと思うのかもしれません。


その時は、また、寂しさに浸り、朝から布団の中で歌を口ずさむ怪しいオバチャンになろうと思います。


と、この様に、お陰さまで、穏やかで楽しい日々を過ごしていたのですが、


お盆休み明けに、次男がコロナにかかりました。


朝起きたら高熱だったので、すぐに発熱外来にて受診し、検査の結果、コロナ陽性でした。


抗ウィルス剤は処方されず、解熱剤、咳止め、のどの痛み止めなどの対処療法の薬が処方されました。


(私、長男、長男の彼女も潜伏期間を考慮し、この日と、5日後の2回抗原検査を行いましたが、皆、陰性でした。)


発症翌日から5日間の待機が必要になりますので、次男は6日間、長男の仕事の手伝い及びバイトをお休みし自宅療養しました。


次男の自宅療養中はヘルパーさんの訪問をキャンセルし、私も仕事を休み、必要以外の外出は控え、自宅で過ごしました。長男達に買い物を頼み、玄関先まで届けて貰うなど協力して貰いました。


コロナが5類に移行したとはいえ、感染対策及び、感染拡大防止は大切だと思います。


そして、次男がコロナにかかったのが、帰省している時で良かったです。体調が優れない時に近くに家族がいるのは心強く、安心して療養できますので、このタイミングで本当に良かったと思いました。


その後、お陰さまで、次男は順調に回復し、後遺症もなく、元気に長男の仕事の手伝いとバイトに励んでいます。


今、こうして、家族が、皆、元気で過ごせている事に、今、ここに、目の前にある幸せに感謝します。


お付き合い頂きましてありがとうございます。

感謝します。


今日も素敵な一日をお過ごしください。

まだまだ、暑い日が続きますがお身体ご自愛ください。


おひいさま(ヘタレ)


※次回の更新は9月9日に予定しています。