昨日は、毎年恒例の田植えの日でした。!
おおぎ第二保育園では、夏野菜の栽培に加えて
園児がお米作りにもチャレンジします。
これで、5年目の田植えです。
何ヶ月もかけてお米を作る。
この経験から、毎日食べるお米を味わってほしい
そんな願いも込めています。
お米作りは、泥場に水を加えて 地ならしをし、
たんぼを作る所から始めます。
子どもたちにとっては、泥あそびそのもの。
手や足で泥のねっとりとした、冷たい感触を味わいながら
目をキラキラさせて、泥を触っています。
「ほーら、泥の手袋だよ!」
「長靴をはいてるみたいでしょ~」
そうしてあそんでいるうちに、泥の中にたくさん空気が含まれて
田植えにピッタリの泥になります。
さぁ では いよいよ 稲を植えていきましょう。
稲は、3~4本ずつに割いて等間隔に植えていきます。
先生 「稲は 鉛筆を持つみたいにして こんな風に持つんですよ」
子どもたち 「えんぴつかぁ~」 「こうだよね??」
こうやって持つと、泥の中にもまっすぐ稲を植えることができます。
稲の間隔が均等になるように、あらかじめ用意しておいた
すずらんテープに貼ったビニールテープを目印に植えます。
深すぎず、浅過ぎず…
繰り返し植える中、自分でちょうどよい感覚をつかみながら
一本一本 植えていきます。
腰をかがめて、泥の中にしっかりと立って。
稲の持ち方はこう、と何度も確認しながら植えます。
「お米できるかな~」 「大きくなるといいね~」
そんなことを話しながら 丁寧に植えていくと・・・・。
小さいながらも 立派なたんぼができました。
初夏は、草も芽も 一番成長する季節です。
子どもたちの心も身体も 稲と一緒にぐんぐん育つことでしょう。
毎日水をあげて、子どもたちと一緒に、成長の喜びを感じたいと思います。
ご家庭でも、お子さんと一緒に稲の生長を観察しながら、
秋には 美味しい「おおぎ米」ができるのを楽しみにしていてください。