シブリンググループの4・5歳児 ぞう・くじらグループが
エプロンをつけています。
みんなエプロンをつけて…
※保育園で作ったエプロンセットは、自分で着られるように工夫されています。
三角巾は後ろがゴムになっているので、上からかぶれます。
腰ひもはマジックテープになっているので、簡単に留めることができます。
毎年バザーでも販売しています。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
さて、エプロンをつけたら
しっかりと手を洗います。
今日お手伝いするのはこちら。
小梅のヘタ取りです。
この小梅を使って、梅干し作りをします。
当園の梅干し作りは毎年恒例のこと。
今年は8キロ分の小梅を漬けます。
ランチルームには、トレーとザルが用意され、
子どもたちが来るのを待っています。
子どもたちは、それぞれのグループごとに座ります。
「今日は何をするか知っていますか?」
と聞かれ、
「梅の皮むきでしょ!」
と答える子(笑)
「梅干しになるためには、何を入れると思いますか?」
「えっと、お砂糖!」
「しょうゆ!」
「ちがうよ、小麦粉?」
…あらあら??
お皿に乗せた塩を見せると…
「あ、分かった!!粉だ!!!」
…(笑)
いつも食べている梅干し、甘くて、しょっぱくて、すっぱくて…
実は、お塩が入っていたんですね。
さぁ、梅のヘタ取り…
いったいどんなことをするのかしら。
先生が、小梅を見せながら
「ここのおへそのところのヘタを
つまようじで取ります。
梅に傷がつかないように、そっとですよ」
と教えてくれました。
「きれいになった小梅はトレーにのせておいてくださいね」
「じゃあ、ヘタはどうするの?」
しっかり話を聞いていると、きちんと質問もできるんですね。
「ヘタもトレーでいいですよ。
ざるに移すときに、小梅だけ入れてください」
一人ひとり、つまようじを受け取ると、
夢中になってヘタ取りを始めました。
小さな手で、一生けんめい作業しています。
「ほら、こんなにできたよ!」
…とっても几帳面ですね(笑)
こうした作業をすると、その子の個性がよく見えます。
「ひとつずつ」
と言われたのに、ごっそり取って、ポロポロ落としてしまう子。
ゆっくり、ひとつひとつ丁寧に作業する子。
マイペースな子。
どんどん進める子。
よく見ずにトレーに入れていく子。
個性豊かな子どもたちの作業は、見ているとおもしろいですね。
みんなで黙々と作業し、15分ほどで8キロ分の小梅のヘタ取りが終わりました。
ここで、4歳児 ぞうグループのお手伝いはおしまい。
ここからは、5歳児 くじらグループだけがお手伝いします。
「魔法のお水をスプレーします。」
「あ、消毒の匂いがする!」
そう、よく気がつきました。
ホワイトリカー(焼酎)でアルコール消毒した小梅を入れていきます。
交互に入れていきます。
塩分濃度は8%
(8キロの小梅に対して、640グラムのお塩を入れています)
全部の小梅が入れ終わったら、最後にお塩をかけます。
みんなでお祈り。
最後に、小梅が空気に触れてカビるのを防ぐため、
重石を乗せて、保管します。
さぁ、今年の梅干しはどんな味になるかな。
経過はブログでも紹介していきます、お楽しみに!