のりこさんのQ&Aコーナーです。


このコーナーでは お母さんから実際にあった質問を

分かりやすく 書いています。


もし のりこ先生に 相談してみたいことがあったら

コメント欄や メッセージから ご質問くださいね。



「お母さんの質問」


Q:公園などに遊びに行ったとき 子どもに 「遊びなさい」って

  言うのですが なかなか 遊べないみたいで・・・。 どうしてでしょうか??


                (Kちゃん1歳のママより)



おおぎ第二保育園 ともそだて

(お写真は普段の公園遊びの写真で Q&Aと 関連はありません)




のりこ先生


  「そうですね~ お母さんのお腹から生まれて まだ1年しか経っていませんからね♪

   大人がイメージしているような感じで 公園で遊べるようになるのは まだまだ先のこと。


   乳幼児のころの遊びは 「お姉ちゃん・お兄ちゃんが遊んでいる姿を見る」のが

   実は 最初の遊びの段階なんですよ。


   ただ立っているだけで 遊んでいないように 見えるかもしれませんが 

   じつは お友達を観察中で 笑い声を聞いたり ちゃんと 遊びに参加しているんです。


   お母さん ちょっと見ててくださいね」



 


そんなことを 話すと のりこ先生は 歌を 歌いながら

Kちゃんが立っている お砂場の中に 入っていきました。


のりこ先生 「おやまを作ろう~ ぺったんこ~ おやまを作ろう~」


のりこ先生が 砂山を作っていると・・・



あ! Kちゃんも そばに座りました。

すかさず 「ハイ」 とシャベルを渡す のりこ先生。



おおぎ第二保育園 ともそだて
(お写真は普段の公園遊びの写真で Q&Aと 関連はありません)


Kちゃんは シャベルを黙って受け取ると 一緒にお山をペタペタ。


歌のリズムに合わせて 砂をペタペタしながら 

お顔も にっこにこで 「できた!!」 と喜んでいました。



おおぎ第二保育園 ともそだて


のりこ先生


  「ね? ちゃんと 遊べてるでしょう? 『トンネル堀り』 とか 『すべり台遊び』とか

   そんな風に 大人が想像するような 遊びだけじゃなくて


   ぼーっと見たり じーっと座ったり しずかに立っていたり・・・

   そんな 「名のない遊び」が 子どもたちの成長にとって 本当に必要な遊びなんです。

 

   ですから Kちゃんの様子をじっくり観察してると 実は遊んでることが 

   分かりますよ~♪


   まだまだ 大地を歩き始めたばかりの子供たち。 

   あせらず ゆっくり 見守って行きましょうね」



 




   

ご参考になりましたか?


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