2024.08.02(金)


北アルプス最奥の秘境旅①の続きです。


05:51
鏡平山荘に到着。

これからあの稜線まで登っていきます。

ニッコウキスゲと槍ヶ岳。
最高の天気と眺望にウキウキ、ルンルン♪
爆笑

稜線まで登っていくけど、急登じゃない。

06:44
弓折乗越に到着。
ここから眺める鏡平山荘と槍ヶ岳が素敵♪

この先、稜線は多少のアップダウンが続く。

槍ヶ岳へつながる西鎌尾根が間近に見えた。
槍ヶ岳は、いつか登ってみたいな♪爆笑

お〜、カッコええ〜♪爆笑
双六山荘と、向こうに見える鷲羽岳。

07:54
双六山荘に到着。
少しだけ休憩して、三俣山荘に向け出発。

目指すは鷲羽岳の麓にある三俣山荘。
ここから赤い屋根がチラッと見えている。
あと少しだ。と、この時は思った。煽り

双六山荘から、双六岳方面へのとんでもない急登を登って、巻道分岐点に到着。
想定していなかった激登りと、重いザックで、かなり体力を削られてしまった。
ここから双六岳、三俣蓮華岳の稜線を歩くルートと、巻道ルートに分かれるが、稜線を歩く元気もなく、巻道ルートを選択した。

このまま、平坦な巻道ルートが続くと思ってたけど、ぜんぜん違った。煽り
この先、見えない所で、急降下の激下りになり、その後、ずっと長い登りが続いた。

オニユリの群生。
景色は良いのだけど、途中で激下りして、その分、登りが続いているので、へばっている。
滝汗
しかも風も無くなり、ただ、ただ暑い!
持っていた水が、どんどん無くなる。
三俣山荘まで持つのか不安になった。

だんだん足腰に踏ん張りが無くなってきた。
シャリバテかと思い、糖分を補給する。
コンビニで買ったシュークリーム。
本当は三俣山荘に到着してからのご褒美だったんだけどね。
甘い物を食べると、少しは元気になった。

一緒にアミノバイタルも飲む。煽り
重いザックが肩に食い込んで痛くなってきた。
今まで気にならなかったのに、一度バテると、いろんなことをマイナスに感じるようになってしまう。
いかん、いかん。ポジティブに行こう。

三俣蓮華岳との分岐に到着した。
巻道ルートと言いながら、山頂直下まで登ってきたぞ。滝汗
ここから三俣山荘までは下り坂のはず。
何とか登り切った。爆笑

おお〜♪見たかったんだよ、この景色♪
三俣山荘と鷲羽岳。
超〜カッコええなあ〜♪ラブ

10:13
三俣山荘に到着しました。
双六山荘から2時間ちょっと。
歩き出しからは9時間ちょっと。
めっちゃ疲れました。煽り

さっそくテント泊の受付を済ませる。
一泊2,000円。トイレ代も含む。
トイレは小屋の中のトイレを利用する。
鏡と洗面台もあり、コンタクトレンズを使う自分としては、とてもありがたかった。

テント泊の人も食堂が使えるそうだ。
ランチ時間の他に、夕食後にお酒やツマミで、大人の時間を楽しめるとのこと。
良い所ですね。
すぐに寝ちゃったけど…。

振り返れば、三俣蓮華岳。
あそこから、かなり下りてきたね。
帰りは、ここを登るのか。
キツいな…。滝汗

テント場にある水場。
とても冷たくて美味しい♪
がぶがぶ飲んだ。にっこり

山荘に一番近い場所にテントを張った。
トイレが近いというのが一番だね。
気兼ねなく、美味しい水をがぶ飲みできる。

ついでだけど、山荘にソフトバンクの基地局が設置されていて、自分のスマホはソフトバンク系なので、テント場からも快適に使えた。
au、docomoはダメだったみたい。
ただし、消灯すると、基地局の電源も落ちるのか、電波が途切れた。

11:25
テント設営を済ませたら、暇になったので、鷲羽岳に登ってきます。
山荘周辺をウロウロしていたけど、他にやること無いし、体力も復活してきたので。

どこを見ても、景色最高〜♪
槍ヶ岳の手前に見える赤茶けた山肌は、伊藤新道辺りかな?
知らんけど〜。

少し登り始めると、黒部源流域を一望。
真ん中の谷間に黒部川が流れている。
川の右手にある丘陵っぽい山は雲の平。
左奥には黒部五郎岳が見えている。

見上げれば、鷲羽岳登山道は岩ゴロゴロ。
普通に落石ありそうで怖い。
ただし、道は歩きやすかった。

少し登っては、絶景を振り返る。
三俣山荘の赤い屋根、三俣蓮華岳、そして、
百名山の黒部五郎岳。

百名山の黒部五郎岳も、今回一緒に登ってしまおうかと思ってはいたが、テント泊の予約が取れず断念した。
小屋泊は空いていたのだが、重いテント泊装備を背負っているのに小屋泊するのは、馬鹿馬鹿しいと思った。

12:28
そして鷲羽岳山頂に到着〜♪
百名山は62座目となりました。

山頂にいた人に撮ってもらいました♪
(≧∇≦)b

鷲羽岳直下の火口湖と槍ヶ岳。
鷲羽岳からの人気な撮影スポットです。
ビューティフォー♪

360度のパノラマを楽しむ♪
黒部五郎岳(左)と薬師岳(右)。
まだ未踏の百名山たち。
登る時はセットだね。

向こうに見えるトンガリは笠ヶ岳。
こちらから見ると、こんなに尖ってるんだ。
へぇ~。びっくり

そして百名山の水晶岳。
稜線を歩けば、すぐに行けそうな気がする。
コースタイムは、ここから2時間ちょっと。

でも、水晶岳から三俣山荘まで帰ってくるのに、さらに3時間ちょっとかかるから、18:00過ぎてしまうので、やっぱりやめとこう。

もともと、明日に登る予定だったからね。
てへぺろ

それでは、三俣山荘に戻りましょう。
登ってきた道を下りていきます。

あらあら、穂高連峰に雲が湧いてきた。
槍ヶ岳も雲に隠れてしまいそう。

13:36
サクッと下山完了〜♪
う〜む。やっぱり水晶岳まで行けたな。
失敗、失敗。

このあと、テントに戻るも、暑すぎる。
テント場には、日陰が無いので、山荘周辺で、日陰を探して、ウロウロしていた。
日が長いから、いつまでも暑い。
やることも無い。
こんなんだったら、水晶岳まで行ってれば良かったなあと、後悔した。
チュー

14:34
槍ヶ岳の方を見ると、大きな雲の中に飲み込まれていた。
あれは、積乱雲?中は雨降ってるな。
こちらも、そのうち雲に飲み込まれるのか?
水晶岳まで行かなくて良かったかも。

そういえば、テントの場所が、夕立になると水没するかもしれない場所に思えてきた。
テントの場所を変えようと戻ったけど、空きが無くなっていて、変えられなかった。
結局、降らなかったけどね。

それよりも、エアマットがパンクしていた。
鷲羽岳を登る前に膨らましていたのに…。
どうやら、日差しで温められて、膨張してパンクしてしまったようだ。まだ一回も使ったこと無かったのに、大失敗をしてしまった。
どこがパンクしているのか、わからないぐらいだったが、空気を入れてしばらく立つと、萎んでいるから、どこからか空気が抜けている。
まあ、テントを張った場所がフラットな地面だったので、エアマットなくても、何とか眠ることができたのは幸いだった。

明日は、夜中のうちに出発して、水晶岳でご来光を迎えるつもりなので、早々にごはんを食べて寝ることにした。

続く

\(^o^)/