2020.01.11(月)

 

三連休の最終日は、朝熊山(あさま)を登ってきました。

 

伊勢神宮内宮の裏側からつながる朝熊山は、朝熊ヶ岳を主峰とする連山の総称で、山上に伊勢神宮の鬼門を守る朝熊岳金剛證寺(あさまだけこんごうしょうじ)があります。

 

 「お伊勢参らば朝熊かけよ、朝熊かけねば片参り」と唄われ、伊勢神宮を参拝した後は、必ず参詣する習わしだったそうです。

 

 今回は、東側の朝熊岳道(あさまたけみち)から登り、朝熊岳金剛證寺をお参りした後、宇治岳道(うじたけみち)を下りて、伊勢神宮内宮をお詣りする周回コースとしました。

 

 朝熊岳道は、曇り空のもと、静寂な空気のなか、歴史を感じる趣ある参道でした。古い町石(道標)、苔むした切り通した岩など、何度も立ち止まっては、撮影してました。 

 

宇治岳道は、かつて登山バスが走っていた面影を残し、とても緩やかで整地された歩きやすい道でした。

 

 山上からは富士山も見えるサプライズもあり、とても楽しい山行となりました。(^_^)v

 

 

08:18
朝熊駅から町中を15分ほど歩くと、朝熊岳道登山口に到着します。
ポストにはカウンターがあり、本日18人目でした。昨日は145人だったようです。

08:24
朝早い清廉な空気、曇天の落ち着いた雰囲気で、とても気持ち良い。(^_^)v
切り通した岩が苔むして、長い時間の積み重ねを感じます。

08:29
道端には、一町(約104m)毎に、町石(道標)と石仏が祀られてます。

08:39
昭和19年(77年前)に廃止されたケーブルカーの跡。電線は今も生きてるようです。
当時は盛況だったんでしょうね。
六甲山みたい。

08:51
道のど真ん中に不思議な形の木がありました。

中が見通せます。不思議~。(^_^)v

08:58
お猿、お猿、さるぼぼ?
マスクしてます。

09:06
麓から二十二町(約2.3km)で、朝熊岳道を登り切り、宇治岳道に合流します。
見晴台は、朝熊山唯一の旅館だったそうです。

09:17
朝熊ヶ岳山頂に到着~。

山頂からの眺望です。
鳥羽の答志島、菅島、中央に神島、渥美半島が見渡せます。
なんと今日は富士山も見えました‼️
写真中央の渥美半島の山々の向こうに、超うっすら見えます。
拡大して探してみてください。
わかるかな~?(^_^)v

答えです。(^^;

ヤマスタのスタンプゲット~。
三河湾伊勢湾を望む山シリーズは、7座のうち3座目で、残りはあと4座です。順調~!

09:48
金剛證寺の本堂でお詣りして、宇治岳道で伊勢神宮へ向かいます。

11:22
宇治岳道は、かつてのバス道の面影がしっかり残ってます。広く、整地されていて歩きやすいです。左にあるのは朽ちたトラックで、かなりの年代ものです。

11:44
伊勢神宮のおかげ通りまで来ました。
祝日ですが、人混みは、それほどありません。

ランチ時のなのでご当地グルメの伊勢うどんを食べました。

柔らかくて、もちもちした極太麺にネギとたれ醤油のぶっかけが、伊勢うどんのスタンダードです。味は間違いなし!(^_^)v

12:09
伊勢神宮内宮をお詣りします。
世の中が早く落ち着きますように。

ここから一時間半ほど歩き、朝熊駅まで戻って、周回コースは完成です。

お疲れ山でした~。(^_^)v