ゲーム業界ちょっといい話※過去ログサルベージ | C.I.L.

ゲーム業界ちょっといい話※過去ログサルベージ

2003年12月11日

ゲーム業界ちょっといい話


※文中には数多くのデマ、嘘が書かれています。命が惜しいので、そう前置きしつつ始めます。




さて、日本のゲーム史上最大のヒット作品といえば、誰が何と言おうと 「スペースインベーダー」 である。このインベーダーブームがいかに凄まじかったか、もしかしたら今の若者には全く想像がつかないかもしれない。


幼少期のオレにとってインベーダーとは、10円で遊べる暇つぶしにもってこいの存在だった。 しかしこの作品こそが、日本にゲーム文化を根付かせた最大にして、恐らく今後越えられる事のないであろう桁外れのメガヒット作品なのである。


インベーダーが発売された当時はゲームセンターという場がなく、ゲーム筐体といえばデパートの屋上や大きいスーパーの片隅、もしくは駄菓子屋の店先に置いてあるだけの物だった。しかもそれらはTVゲームではなく、パチンコのような盤面で10円玉を弾くといった、かなりアナログな物ばかりだったのである。


それが 「スペースインベーダー」 のヒットで喫茶店などがテーブル筐体を導入するようになり、日本各地に 「インベーダーハウス」 が乱立するという流れが起こる。そしてこの 「インベーダーハウス」 が、そのままTVゲームメインのゲームセンターになって行ったのだ。


今現在一流メーカーと呼ばれている企業が、この 「インベーダーブーム」 の時にインベーダーのコピー基盤を作って銭を稼いでいたとか、今でこそ権利云々を声高に叫んでいる大企業が、業界に参入してきた際の一発目の商品がインベーダーのコピーだったという笑えない事実が…



…あるわけないじゃないか!


何を言ってるんだお前ら!アミューズメントだぜ?健全な娯楽施設だぜ?そんな "ヤクザそのもの" と表現するしかない商売をする企業があるわけないじゃん!



さて、話は変わって 「スペースインベーダー」 といえば 「T社」 であり、「T社」といえば初代社長がユダヤ人という事で話は一気に取り返しがつかないほど生臭くなっていく。


この初代社長のユダヤ人ミハエル・コーガンというのがかなりの傑物で、いわばゲーム業界の伝説の偉人である。現在のT社は、この初代の遺産を食い潰しながら生きているといっても過言ではない。


その方がどれくらい出来る人かというと、「スペースインベーダー」 で社会現象を巻き起こしたという点だけでも素晴らしいのだが、その引き際がまた見事だった。あれほどの莫大な利益を上げた 「インベーダーブーム」 の後に 「これ以上はない」 と判断して勇退してしまったのである。(※注 ここ間違いかもしれない)


とてもじゃないが常人では真似できない凄まじい見切りだ。何が怖いって、実際その読み通りになっているんだから文句のつけようがない。


そもそもT社というのは、この初代社長が貿易業で業績を上げていた会社で、普通のルートで卸すよりはるかに安価で良い物を仕入れてくるという謎のルートを、ユダヤ人ならではn…



はい、という訳でまたも話題を変えよう。


そういえばこのT社とよく似た企業がある。現在色々な意味で大変な事になっているS社がそれ。これは有名な話だが、S社というのは元々アメリカのジュークBOXなどを作っていたメーカーの名前だった。その会社が営業不振になったところを日本企業が買収し、さもアメリカ企業かのようなフリをして再建したのが現在のS社の始まりである。


実はアメリカ人の中にもS社はアメリカ企業だと信じていた人間が多かったらしく、アメリカでのポケモンブームの時に



黄色い猿の作った黄色い電気ネズミなんかゴミだぜ!


アメリカにはハリネズミがいるじゃねえか!



という、歴史に残る迷言を吐いた人間が実在したそうだ。さすがジャイアニズムが具現化した国家、恥ずかしいったらない。残念なことに現在では、S社は日本企業という事で認知されているようだが。


凄い勢いで話がずれたので元に戻すが、この二つの企業のどこが似ているかというと、リストラ候補の社員を自主退社させるための、リストラ社員隔離部屋があっt…



はい、そういう訳で日本のゲーム史にユダヤとアメリカの影があるという、陰謀論好きな方々にとって喜ばしい展開になってきた訳だが、替わりにオレの命の炎が消えかかっている訳であり…。



という訳で、何もなかった事にしてもう少し当りさわりないネタを。


「熱血硬派くにお君」 や 「ダブルドラゴン」 で有名なTJ社(現在好評倒産中) をご存知だろうか?そこの社長が "その筋のとっても暴れん坊さん" だという噂があるのだ。昔コインジャーナルを読んでて、TJ社の社長の顔を見た瞬間に 「そのものやん!」 というツッコミを入れたのはゼッタイ秘密。


間寛平を極道にしたような風貌は、一度見たら忘れられない。



それはともかく、その社長の若い頃の武勇伝を忠実に再現したのが、先にも挙げた 「くにお君」 だという都市伝説があるのだ。あくまで噂なんだが。


しかしこれが事実だとしたら、この社長はかなり凄まじい人生を歩んできた事になる。


駅の構内でのドツキ合いなんて日常茶飯事。ある時は峠をバイクで疾走し、珍走団達と大立ち回りを繰り広げ、またある時は2mを越える大女に襲い掛かられ、走り寄ってくる所にカウンターで飛び蹴りを喰らわす…そんなバイオレンスに満ち溢れた毎日だったのだろう。


さらに時には殴る蹴るは当たり前、隣を走っている人間をメリケンサックや鈍器で殴打するような、町内のノールール運動会に借り出された事もあったはずだ。


そんな荒んだ日々の繰り返しに疲れきった社長は、ある時ふと思った。


「ワシはこのままじゃアカン!もっと人の役に立つ男にならなアカン!そうや、ゲームや!ワシの武勇伝をゲーム化して、日本中の子供達に暴力がいかに無意味な事か教えてやるんや!」


そう思い立った社長は一念発起しT・J社を立ち上げ、「熱血硬派くにお君」 の大ヒットへと繋がって行ったのだ。うん、きっとそうだ。



さて、遂には話がアウトロー方面に進んでしまい、段々と逃げ道が無くなっている事に気付いたオレがいるんだが、最後にライトでポップなこんなお話はいかがだろう?


T社のDOAと略される乳揺れゲーはご存知だろうか?あの巨乳娘達がぷるんぷるんする様を眺めるゲーム。このDOAにも密かにちょっといい噂話があるのだ。


DOAを代表するキャラクターといえば巨乳くの一の"かすみ"だと思うのだが、このキャラクターにはおどろおどろしい出生秘話があるそうだ。


このゲームのデザインを担当したある人物が、当時ある有名なコスプレイヤーを狙っていたそうで、彼女をナンパする時の決め台詞として


「君をモデルにしてみたんだ。これじゃ君の美しさの半分も再現出来てないけど、僕の思いを受け取ってほしい!」


とか何とか言いたいがために描いたのが "例の女忍者" なのだという。(昔からコスプレ業界に精通する人物のタレコミ)


このナンパ自体は見事に失敗したそうなんだが、彼のリビドーに当てられた大きなお友達は、今でも "例の女忍者" でハァハァしているわけで。


方向性がどうであれ、人の気持ちは何らかの形で伝わり、人の歴史に残り続ける物なんだなぁ…と、無駄に綺麗にまとめてみたのだがどうだろう?




という訳で今回のお話は全て作り話でした。


はいはいデマデマ。