アーケードゲームあれこれ※過去ログサルベージ | C.I.L.

アーケードゲームあれこれ※過去ログサルベージ

2004年07月10日

アーケードゲームあれこれ。

 

先日、12年前のゲーメストの記事を取り上げたのですが、その元ネタサイトさん がおはら汁を紹介してくださいまった。で、以前書いた『できる!ゲームセンター』の記事 までついでに取り上げて下さっております。ありがとうございます。ワタクシ、皆様の愛に甘えて生きております。


私がゲーセンで働いていたのは今から10年ほど前で、丁度対戦格闘ゲームが新しい人気ジャンルとして注目を浴び始めた頃でした。(それより遥か昔からゲーセンには通っていたのですが…)


その頃の思い出で一番印象に残っているのは、『ゲーセンTVゲーム文化』が滅びへの階段を転がり落ちていく様と、それに取って代わったプリクラやUFOキャッチャーなどに代表される『プライズマシン』(主に景品機)の隆盛です。


プライズマシンなど、私が子供の頃は地味でつまらないというイメージしかなく、どのゲーセンも店の隅に申し訳程度に置いてあるだけの、いわば置物的な存在でした。ラムネ菓子をすくったり、チャチなぬいぐるみにキャンディーがついてるだけの景品が出てきたり、誰がこんなもんに金を入れるのかと、子供心にバカにしていた存在だったのです。


SEGAがUFOキャッチャーを発売した当初も、中に入れる景品は昔ながらのチャチな物ばかりで、すぐに爆発的な人気になったわけではありませんでした。(UFOキャッチャーが本格的に大ブレークしたのは、法の改正によって景品のグレードが格段に良くなってからです。)


あくまでも、その当時は『TVゲームにあらずんばゲームにあらず』だったのです。


それが20年ほど経った今、日本中のゲーセンがあれほどバカにしていたプライズマシン(プリクラ、UFOキャッチャーなど)に頼りきり、TVゲームなどなんの利益にもならない産物に成り果ててしまいました。


そして今、プライズマシンにも陰りが見えています。現在のゲーセンはオンライン対戦が出来る麻雀ゲームなどで、死中に活を見出そうとしているようです。が、ゲーセンに行かなければ遊べないというようなオンラインゲームは未だ登場しておりません。家にパソコンやPS2があれば事足りるレベルの物ばかりです。


昔のようにゲーセンが脚光を浴びるようになるためには、絶対にゲーセンでしか味わえない何かを提供する以外に方法はないでしょう。


そこでブレイクエイジが頭に浮かぶオレ。なんだかんだ言っておいて、結局はブレイクエイジを実現して欲しいだけのオレ。ブレイクエイジが何か知らない人は、1巻から買い揃えるが吉。ゲーム好きならたまらない名作である。ちなみに、下のリンクから買ってくれたりするとオレ様幸せ。


つうか、これが実現したら確実にゲーセンはもう一度盛り上がる…。絶対に盛り上がる…。いくら投資額がかかるかは知らんが…。ISAOさん とか頑張ってくれないかなあ…。



■ブレイクエイジ(アマゾンさん)
ブレイク-エイジ (1巻) アスペクトコミックス



※この記事を書いたのは4年前だけど、その後大掛かりなネットワーク対戦ゲームがいくつも登場し、ゲーセン業界が何とか食いつなぐ事が出来たというオチがついた。


そのくせブレイクエイジのゲーム化は実現していないわけだが…。