東村山市議:訴訟マニア矢野穂積が請願者と紹介議員に送りつけた訴状の内容 | C.I.L.

東村山市議:訴訟マニア矢野穂積が請願者と紹介議員に送りつけた訴状の内容

先日お伝えした矢野穂積が請願書を出しただけの一般市民と、その紹介議員を名誉毀損で訴えたという件の続報である。


■前回の記事

http://ameblo.jp/oharan/entry-10047863124.html



とりあえず事の経緯を簡単に説明する。



・複数の一般市民が矢野の言動をおかしいと否定しただけで東村山市民アジビラ上で誹謗中傷を受け、さらには「1週間以内に実名と住所を教えろ!」と脅迫を受ける。


→被害者達が某所で意見交換をしている時に "自分達の身を守るための手段" として、東村山市に直接訴え出て矢野の暴挙を止めさせてはどうか?という意見が出る。


→薄井市議や佐藤市議に経緯を説明し、東村山市に提出する 「矢野穂積と朝木直子に辞職を求める(※)」 という内容の請願の紹介議員になってもらう。

※「一般市民に対する誹謗中傷や脅迫行為を止めさせろ」 という内容の方がいいのではないか?という意見も出たが、この請願は直接的な効果を期待したものではなく、矢野に対して 「こっちもやる時はやるぞ」 と意思表示することで抑止力を持つことが目的だったため、無理を承知で辞職を求める請願になった。


→東村山市民の一人が代表者になると名乗り出てくれたため、他の被害者は請願賛同者という形で名を連ね、東村山市に請願書を提出する。(賛同者80名)


→請願の内容が審査される委員会が行われる9月20日に合わせるかのように、矢野穂積と朝木直子が請願者と紹介議員の薄井市議および佐藤市議を名誉毀損で訴える。(請願の代表者は住所も実名も明らかにせねばならないため、どこかで情報を嗅ぎつけた矢野の標的にされてしまったようだ)


→矢野(正確には朝木直子だけど黒幕は矢野) が自分達の出した委員長に辞職を求める請願を取り下げる。その代わり矢野と朝木に辞職を求める請願を審査するなと謎の交換条件を委員会に突きつける。(後で詳しく述べる)


→すったもんだの挙句、委員会が行われる。(これも詳細は後で)





入ってくる情報がグチャグチャになってしまっていたので、急遽東村山に向かって現地で情報収集することに。


これで東村山に来るの何度目だろう…。

いっそ定期作ろうかな…。





やって来ました東村山市役所。

オレが来る度に炎天下なのは気のせいでしょうか?


とりあえず市役所内で薄井市議や佐藤市議から話を聞き、どういう流れになっているのか確認することに。




<矢野穂積の訴状について>

驚くことに、今回我々が提出した請願書の文面自体が事実無根で名誉毀損だという論調だった。


矢野いわく、この請願の内容がネット上にばら撒かれたお陰で、矢野穂積の信頼が失われ、精神的に多大な苦痛を味わっているんだとか。




そうかそうか、じゃあもっとやってやろう。




人の嫌がることをするのが兵法の基本だからね!



で、矢野が具体的に何を求めてきているのかというと…。


・請願書の内容が事実無根だと認めろ

・よって請願を取り下げろ

・ネット上で謝罪文章を公開しろ

・金よこせ


おいおい矢野さ、これは明らかに自爆だぞ?このままだと法廷で 「請願書の内容は事実だからしょうがない」 と認められちゃうんだぞ?


凄いなあ。自滅フラグがビンビン立ってるなあ。



で、どうも矢野は今回の請願書の文面が世に出てる事が嫌みたいなので、ここで改めて文面をアップしておく。



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東村山市議会議長殿

矢野穂積・朝木直子両市議に対する辞職勧告を求める請願

請願の主旨
 東村山市議である矢野穂積・朝木直子両名は、自ら運営する「東村山市民新聞」ウェブサイトにおいて、一般市民への脅迫的・名誉毀損的発言ならびに誹謗中傷を繰り返し、市政に関する開かれた議論を妨げている。両名が公人たる市議としての適格性を欠いていることはもはや明らかであり、東村山市議会が、両名に対して自発的辞職を求める勧告決議を行なうよう、請願する。

請願理由
「東村山市民新聞」は、矢野穂積市議が発行人を、朝木直子市議が編集長を務める刊行物であり、同名のウェブサイトも運営されている。その内容からしても、これが市議としての政治活動の一環として発行・運営されていることは明らかである。
 矢野・朝木両市議は、当該ウェブサイトにおいて、東村山市の市民であるか否かを問わず、一般市民に対し、次のような脅迫的・名誉毀損的発言ならびに誹謗中傷を繰り返している。

(1)矢野・朝木両市議による薄井政美市議への誹謗中傷・辞職勧告請求について、東村山市内外の5団体・254人(7月8日現在)が賛同する形で抗議文が公表された(矢野・朝木両市議へも送付されたが、「受取人不在」により不送達)。
 両市議は、これらの賛同者の一覧から東村山市内在住と思われる者の名前だけを抜き出し、抗議文の趣旨をねじまげて「性風俗=売春」肯定論者などと決めつけたあげく、「東村山市民新聞」サイト上にさらし者のような形で掲載するとともに、「性風俗=売春」肯定論者と思われたくなければ賛同署名を撤回するよう要求している。このなかには実名の者も含まれており、明らかな名誉毀損であるとともに、市議という立場を悪用した、市民に対する恫喝と受け取れる。

(2)両市議はまた、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(風営法)等の規定をまったく無視して「性風俗はすべて違法」と決めつけ、「違法な職業は存在を許されておらず、差別されても当然」「差別されるのがいやならやめればいいだけ」などと、性風俗に従事する人々への差別的発言も繰り返している。さらには、性風俗で働くのは「職業」であると主張すること、あるいはこれを「職業」として認めるよう要求すること自体が「違法な主張」だと主張している。これは明らかな「職業差別」であるとともに、「言論の自由」さえ否定しようとする非民主主義的行為である。

(3)両市議は、ネット上で矢野・朝木両市議を批判した一般市民に対し、目的を明らかにしないまま「1週間以内にお前の住所と実名を教えろ」などと要求している。さらに、脅迫にはとうてい当たらない記事・コメントを「脅迫記事・投稿」と決めつけ、「警告」等の表現を用いて削除・謝罪を請求している。
 請求に応じなければどうするのか明らかにしないままかかる「警告」等を行なうこと自体、脅迫に相当する可能性がある。市議という公職にありながら、自分に対する批判的意見を脅迫・恫喝と見なして手段を選ばず潰して回ろうとすることは、「言論の自由」を否定する非民主主義的行為である。

(4)両市議は、「東村山市民新聞」サイト上に「薄井・佐藤支持『ネット政治集団』リスト」なるものを掲載している。これは、一般市民によるネット上での発言を、出典さえ示さず、文脈もまったく無視する形で抜き出して、ハンドルネーム(ネット上のペンネームのようなもの)とともに列挙するとともに、明確な根拠も示さないまま、「脅迫投稿」「名誉毀損」「人権感覚麻痺者」「呆れた発想の持ち主」「批判拒否体質者」「違法行為を奨励」などと罵倒するものである。
 そのなかには、矢野・朝木両市議を明らかに批判したコメントのみならず、両市議の名に触れただけのコメント、単に本件についての感想を述べたにすぎないコメント、さらには本件とは無関係なコメントまで含まれている。当該リストの前文には「殺害予告投稿をした者を、徹底的に追及します」との文言もあり、あたかもこれらの市民が「殺害予告」なる犯罪に関与しているかのような印象を与える悪質な誘導である。
 当該リスト以外のページでも、矢野・朝木両市議を批判した一般市民を「売春肯定論者」「セクハラ支持ネットオタク」などと罵倒する行為は行なわれている。また、ハンドルネームによる批判を一括して「怪文書配布類似行為」と決めつけ、ネット上での議論を封殺しようとしている。
 これらも、自分に対して批判的な人間に対し、裏づけも根拠もなく犯罪者呼ばわりして威嚇するという、「言論・表現の自由」を否定する弾圧行為と呼べる。

(5)両市議は、前記(4)のリストにおいて、ある市民のハンドルネームを別の市民のハンドルネームと取り違えて「逮捕された痴漢の被害者の写真をネット公開」とする誤報を犯しておきながら、訂正請求を受けても誠意ある対応を見せなかった。ようやく訂正はなされたものの、誤報に対する謝罪の意はまったく表明されていない。

 上記行為の被害を受けた市民のなかにはハンドルネームの使用者、すなわち実名ではない者も多いが、だからといってこのような行為が容認されるわけではない。特定のハンドルネームを用いて一定期間ネット上での発言を繰り返していれば、そこにはいわばネット上の人格の成立を認めることができるのであって、このようなハンドルネームの持ち主に対して上記のような行為を行なうことは、当該人格に対する不当な攻撃である。
 かかる攻撃によって、当該ハンドルネームの使用者は大きな精神的打撃をこうむる場合がある。現に、被害者のなかには恐怖感を感じ、呼吸困難等の身体的症状さえ出た者もいる。被害者のなかには妊婦も存在し、このような精神的打撃を受ければ母体のみならず胎児にも悪影響が及びかねないが、そのことが判明してもなお矢野・朝木両市議は攻撃の手をゆるめず、それどころか「まるで被害者のような口ぶり」などと攻撃をエスカレートさせる始末である。本請願を行なうにあたっても、何をされるかわからないという恐怖心から、請願人に名を連ねることのできない被害者も少なくない。
 このような攻撃が続けば、被害者としては愛着のあるハンドルネームを放棄しなければならない事態も生じうる。これはネット上の人間関係を破壊することにほかならない。

 さらに、このような行為は市民による自由な発言を萎縮させ、市政に関する開かれた議論を妨げるものである。きつい言葉による批判や不適切・不穏当な表現がネット上で散見されるのは確かであるが、公人である以上、基本的にかかる批判は甘受すべき立場にある。これらの批判に対して反論し、または不快感を表明するにしても、それは市政に関する開かれた議論を妨げないような形で行なうべきである。事実無根の攻撃、社会通念上明らかに限度を超えた誹謗中傷等についてはこの限りではないが、その場合はしかるべき手続にのっとって対応すればよいだけの話である。

 矢野・朝木両市議による上記のような行動については、ネット上でも、マスコミ等でも数々の批判が行なわれてきたが、一向に改まる気配はない。もはや矢野・朝木両名が市議としての適格性を欠いていることは明らかであり、一般市民に対するこれ以上の被害を防止するためにも、市政に関する開かれた議論を確保・促進するためにも、貴議会が請願主旨通りの対応をとっていただくよう請願するものである。

平成19年8月21日

請願人 ○○○○

紹介議員
 佐藤 真和
 薄井 政美


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この請願に関する流れはコチラのサイトでマトメられているので、興味のある方はそちらをご一読ください。

http://blog.livedoor.jp/shimin2007/



矢野は訴状の中でこの 「請願の趣旨」 の部分が事実無根だと主張してるんだけど、それ自体がもう破綻してんだよね。


請願の主旨
 東村山市議である矢野穂積・朝木直子両名は、自ら運営する「東村山市民新聞」ウェブサイトにおいて、一般市民への脅迫的・名誉毀損的発言ならびに誹謗中傷を繰り返し、市政に関する開かれた議論を妨げている。両名が公人たる市議としての適格性を欠いていることはもはや明らかであり、東村山市議会が、両名に対して自発的辞職を求める勧告決議を行なうよう、請願する。


矢野が東村山市民アジビラでオレを含む複数の人間に対して 「1週間以内にお前の住所と実名を教えろ!」 と脅迫してるのは誰もが知ってることだろ?オレなんか 「創価の手先」 とまで言われてんだぞ?


それにブログのコメント欄に書き込みしただけの妊婦に対しても罵詈雑言を浴びせかける始末だし、そのログが全て自分のサイトに残ってるというのに。


アジビラにリンクするの嫌なんだけど、渋々貼っておく。

http://www.higashimurayamasiminsinbun.com/index.html

http://www.higashimurayamasiminsinbun.com/page105.html


てかさ矢野。お前また記事を消しただろw

槍玉に挙げられてる人数が明らかに減ってるんだがwww

※面倒くさいから保存しておいたページはまた今度アップする~。




<矢野が東村山市議会に提出した通知書>

まあ訴訟の件はあまりにツッコミ所が多すぎて長くなるのでとりあえず割愛するけども、矢野が議会に提出したちょっと面白い通知書をご紹介する。(委員会で読まれた内容から抜粋)


その文面を要約するとこんな内容である。



東村山市議会運営委員会より委員会への出席の要請があったが、下記の理由により出席できない。議会で不法行為が発生しないように注意しろ。


・矢野穂積および朝木直子に辞職を求める請願は、矢野・朝木両名の名誉を毀損するものであってすでに訴訟を起こしている。口頭弁論の日程も決まって係争中だ。


・よって、この請願の内容を委員会にて読み上げたり、請願書を議事録に記載することは、名誉毀損行為である。


矢野はこんな内容の文章を議会に送りつけ、請願を扱うなと脅しをかけたのである。



請願書の文面自体が名誉毀損だから訴えた、だから委員会で請願書を読み上げたり、議事録に記録したりするな、もしやったらそれは名誉毀損行為だから、次はお前らもやるぞ。

↑極端に噛み砕いて言うならこんな感じ


はい、これは議会に対する完全なる脅迫行為です。


矢野は本格的に民主主義国家とはどういうものか理解できていません。


訴えるぞと脅せば誰もが思い通りになるとでも考えているんでしょう。



さらに矢野・朝木から自分達が紹介議員として提出していた請願を一件取り下げるという通知も届き、「こっちも請願を取り下げてやるから、お前らも請願を取り上げるな」 と、(実質上)取り引きを要求してきたという。


で、矢野達が紹介議員になっていた請願というのは、薄井市議のブログに書かれているのでそちらをご参照ください。

http://usuimasayoshi.blog98.fc2.com/blog-entry-128.html


ようはずいぶん前にこのブログでも記事にしたけど、朝木直子が紹介議員になっていた 「薄井市議に辞職を求める請願」 を審査した際の委員長に対して、不手際があったとして反省と辞職を求めるという訳の分からない請願である。


矢野はこれを取り下げるから、今回の 「矢野と朝木に辞職を求める請願」 もスルーしろと言いたいのだろう。


矢野が何より嫌がっているのは、今回の請願の内容が市民に対してオープンになることと、公式の記録に載ってしまうことの2点だと思う。


今後の議員生活を考える上で、矢野穂積としてはどんな手段を使ってもこの事実を隠蔽したいらしく、わざわざ20日の委員会に間に合うように請願者と紹介議員2名を訴えたと。


自身に都合の悪い事実を隠蔽するために、矢野穂積は裁判という手段を悪用してるってわけだ。



このバカ野郎はどこまで卑劣なんだろうか…。



これなんかまさに裁判を利用した脅迫じゃねえか。



で、普通はこんな脅され方をしてもひるむわけがないと思うんだが、なぜか東村山市議会は及び腰に。


こちらのブログでも記事にされてるけど、当日の開催予定時間を過ぎても委員会を開くのか流すのかわからないという理解不能な展開に陥った。

http://blog.livedoor.jp/shimin2007/



結局は矢野と朝木が出席を拒否したため、下記のような流れになった。



午前11時過ぎに開始。

請願書全文朗読。

対象議員 矢野・朝木両市議欠席し、事務局員が代理で「市議会へ対する通知書」を朗読。

紹介議員 佐藤・薄井両議員出席し、請願主旨説明および意見陳述。

矢野・朝木両議員が不在のため?「継続審査」扱いとなり、閉会。(11時半頃)

http://blog.livedoor.jp/shimin2007/archives/51056286.html



とりあえず矢野の姑息な企ては失敗したんだが、10時開始予定だった委員会が1時間以上も遅れた点が悲しい。


最初から毅然とした態度で臨めばいいじゃねえか。そんなことだから矢野穂積ごときに議会がいいようにコントロールされるんだっつうの。



という訳で、とりあえず今回はここまで。


矢野の理解不能な言動ってのは文章化するの疲れるんだよね…。



■矢野穂積君へのプレゼント

請願権について

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AB%8B%E9%A1%98%E6%A8%A9



日本国憲法第16条

何人も、損害の救済、公務員の罷免、法律、命令又は規則の制定、廃止又は改正その他の事項に関し、平穏に請願する権利を有し、何人も、かかる請願をしたためにいかなる差別待遇も受けない。


お前のやってることは立派な憲法違反だバカタレ。