ゲーム業界ちょっといい話 その2(過去ログサルベージ版) | C.I.L.

ゲーム業界ちょっといい話 その2(過去ログサルベージ版)

■日本ゲーム業界ちょっといい話 その2■
さすがに前回のネタは危険すぎた気がするのでもう少し当りさわりないネタを・・・。


ええと「熱血硬派くにお君」や「ダブルドラゴン」で有名なT・J社(現在好評倒産中)をご存知でしょうか?実はそこの社長が、その筋のとっても暴れん坊さんだという噂があるんですよ。あくまで噂ですよ?

で、その社長さんの若い頃の武勇伝を忠実に再現したのが、先にも挙げた「くにお君」だという都市伝説があるんです。あくまで噂ですよ?

でもこれが事実だとしたら、かなり凄まじい人生です。きっと社長さんは若い頃相当な苦労をなされたのでしょう。駅の構内でのドツキ合いなんて日常茶飯事。ある時は峠をバイクで疾走し、珍走団達と大立ち回りを繰り広げ、またある時は2mを越える大女に襲い掛かられ、走り寄ってくる所にカウンターで飛び蹴りを喰らわすバイオレンスに満ち溢れた毎日・・・。時には殴る蹴るは当たり前、隣を走っている人間をメリケンサックや鈍器で殴打するような、町内のノールール運動会にも借り出されてしまいます。そんな荒んだ日々の繰り返しに疲れきった社長さんは、ある時ふと思いました。「ワシはこのままじゃアカン!もっと人の役に立つ男にならなアカン!そうや、ゲームや!ワシの武勇伝をゲーム化して、日本中の子供達に暴力がいかに無意味な事か教えてやるんや!」そう思い立った社長さんは、一念発起しT・J社を立ち上げ、「熱血硬派くにお君」の大ヒットへと繋がって行くのです。が、ゲームメーカーの社長さんとして平穏な日々を過ごしていたある日、若い頃からの親友であるリキが、他メーカーの謀略で命を落とします。義理人情に厚い社長は、烈火のごとく怒り狂いました。そしてリキの命を奪ったメーカーに単身乗り込み、組織を壊滅させてしまったのです。 「ワシはまた暴力をふるってしまった・・・。リキのためとはいえ、またこの拳を・・・」この一件で社長は引退を決意します。そして最後のけじめとして、壊滅させたゲームメーカーのバックにいた8●3屋さんの事務所に、一人で乗り込んでいったのです。相手の組長にこう伝えるために。「ワシはもう引退する。この身体は好きにすればエエ。じゃが、残る社員には面倒かけんでやってくれ。」 暴力の儚さを知っている社長さんはもちろん素手です。丸腰でハジキやポン刀を握り締めた構成員達で溢れる事務所内を進んでいきます。そうです、これはくにお君の最終面の再現であり、また襲いくる構成員達を改心させるための戦いでもあるのです。構成員達に愛を説き、改心させつつ奥へと進む社長・・・。その身体は切り傷やら鉄砲傷やらでぼろぼろに・・・。ついに力尽きガクッと膝をついたその時、我らの社長目掛けて凶弾が・・・。そしてT・J社の倒産劇へと話は続いていく・・・



んな訳ない!



大人しく聞いてればデマばっかたれ流して!しかも危険だよ!いい加減、命が危ないよ! あー、もうどうしよう!どうにも誤魔化しきれないって!何か軽いネタはないか!?もっと笑って済ませられるようなライトなネタは・・・

あ!!

T社のデッドオアアライブ(以下DOA)というゲームはご存知ですよね?あの巨乳娘達がぷるんぷるんするゲーム。このゲームにも密かにちょっといい話があるんです。DOAを代表するキャラクターといえば巨乳くの一の"かすみ"だと思うのですが、このキャラクターにはおどろおどろしい出生秘話が存在します。

このゲームのキャラデザインを担当したある人物が、当時ある有名なコスプレイヤーを狙っていたんですよ。で、ナンパする時の決め台詞として「君をモデルにしてみたんだ・・・これじゃあ君の美しさの半分も再現出来てないけど、僕の思いを受け取ってほしい。」とか何とか言いたいがために描いたのが"かすみ"なんです。

ナンパ自体は見事に失敗したそうですが、彼のリビドーに当てられた大きなお友達は、今でも"かすみ"でハァハァしています。方向性がどうであれ、人の気持ちは何らかの形で伝わり、人の歴史に残り続ける物なんだなぁ・・・

と無駄に綺麗にまとめてみたのですがいかがでしょう?

勿論、この話は全部嘘ですよ?

いや、マジで全部作り話ですよ?

と、今更といえば今更な言い訳を繰り返してみるオレ。

やっぱ引越しとか改名とかした方がいいのでしょうか?