「人を尊重するということ」
<用語解説>
・行動のコントロールとは、人の行動を自分の意図や希望に沿った形で変えさせようとすること
・『行動の先回り』」とは、特定の行動を取らないことによって将来起こり得る結果を事前に伝えることで、その人の選択や行動に影響を与えようとすること
・『個別性の軽視』」とは、独自の特性やニーズ、興味を無視して、一律の解決策を適用しようとする行為を指します。
<対大人の意思を尊重出来る人になるための諸注意>
もやもやする反応、例えば、利用者が口数が少なくなること、家族が不安に曇った顔をすること、「私たちは違う」と主張するとき、紋切り型の対応をしていないか?
例えば、
①散歩を勧めることは「行動のコントロール」
②在宅ターミナルで起こり得る事態の説明は「行動の先回り」
③そして在宅生活を継続している認知症の夫婦を紹介することが、実は「個別性の軽視」
があるそうです。
もやもやする反応があるときは、こんな対応になってないか振り返ってみませんか?
<対こどもの意思を尊重出来る人になるための諸注意>
上記のエピソードについて、この経験は子育てにも当てはまると思いました。大人と違って子供たちは思い切り反抗します。
①勉強を勧めることは「行動のコントロール」
②勉強をしなかった場合の結果を説明することは「行動の先回り」
③そして子供を別の教室に変更することを勧めるのは「個別性の軽視」(お友達が大事などの理由が子どもなりにある)
になるのかなと思い、母親として反省するしかないと感じています。
子育てにおいても、もやもや反応または思いっきり反抗されたとき、こんな対応になっていないか振り返ってみませんか?