─ピンポーン
私の妹を好きな君。
君を好きな私。
「あ、なんだ勝也か。ちょっとまってね、まだ準備してるみたいで…」
気付かれない気持ち。
「そうなんや、やったらここで待ってるわ」
「いいなぁデート。妹と付き合い始めてからウチと遊んでくれんなったよなぁ」
報われない気持ち。
「そりゃあ遊びたいけど?」
「カノジョいるからむっりーってやつ?」
「そりゃなぁ」
消しても消しても、生まれ変わってくる想い。
気持ちの輪の中にいつも置き去り。
「あ、お姉ちゃんごめん!今行く!」
「はいはい、気をつけていってらっしゃーい」
君を
好きという
気持ち。
私の中で、
「いってきまーす」
繰り返す。
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