「どんなあなたでも同じ気持ちでいられる」
そんな言葉を聞いても信じられなかった
自分には、そんなことできない。
いつもいつも、思い通りでないと心が変わる自分を知ってるから
「どんなあなたでも同じ気持ちでいられる」
そう言えるようになりたい
そう言える自分を信じたい
そんな自分もいるから
信じられない気持ちが嫌だった。
「どんなあなたでも同じ気持ちでいられる」
その言葉がわかる気がしている
そんな気持ちが、心にあることに気がつく
いつも間にか現れたその気持ち
それは、強く激しい感じもなく
ただそこにある。
自然に草木が芽を出すように
いつの間にか現れていた。
それはきっと
あなたにというものにリアルに触れたから
自分の思い描いた都合のいいあなたでなく
リアルなあなたに触れたから
どんなに調子よくても
どんなにずるくても
どんなに優しくても
どんなにおかしくても
どんなに理解できないことがあっても
「どんなあなたでも同じ気持ちでいられる」
その言葉が、少しだけ信じられる
そんな小さな小さな芽を大きな樹にしたい
だから、
もっともっといろんなあなたを見せて欲しい触れさせてほしい