信頼の木 | おはなしてーこのお話

おはなしてーこのお話

ふっと生まれたお話や感じたことを書いてます。

力を持っている者ほど
もっともっと
誠実であらねばならない。

自身の力を開示し表すならば

そこに居合わせる者達に
そこで触れるものに
誠実であらねばならない。
自身に対し
誠実であらねばならない。

その姿勢こそが
自身の想いを
まっすぐに伝えるものである。
他者への信頼を表す姿であり
他者からの、
自分自身からの
自身の信頼に応える
姿である。

信頼が大きくなるほど
自分自身に対し、
他者に対し、
どれほど誠実であるかを問われる

それが責任となる。

そして、それは、
力の大きさから来るものではない。

自身の持つ力…
それは、
才能や性質から来るものではない。
自身がどんな立場であろうと
どんな才能を持ち合わせていようと
関係ない。

そして、誠実さとは
他者の立場を考える
思いやりにも優しさにも繋がる。

自分自身に嘘をつかない
自身を恥じない誇りにも繋がる。

誠実さから生まれる信頼。
それこそが力。

誠実さを土台とする信頼こそが
自身を迷いない自身とする。

他者からの信頼が損なわれようとも
他者への信頼が曇ろうとも
自分自身への信頼が揺らごうとも

誠実さという土台さえあれば
何度でも信頼は芽吹き

その土台がしっかりすればするほどに
芽吹いたものは大きく育つ

土台をしっかりと整え育てる。

そうすれば、
芽吹いたものは
自然に育ち
大きくなっていく。