初めまして♡

嵐が大好きなじゅんじゅんと申します。

特に!櫻井翔くんと松本潤くんが大好きです。

今回、初めての挑戦ですが、大学生翔くんとOLユリコさんの設定で、小説を書いてみました。

初めの方は翔くんの出番が少ないですけど(^^;

 

初めて書いたので、よかったら感想お聞かせくださいね。

 

 

 

ユリコ Side

 

 

会社の飲み会の二次会の後、後輩から絡まれてしょうがなくお気に入りのバーまで連れてきた。もっぱら彼女の社内恋愛の愚痴を聞かされている。

ウンウン、それは男が悪いよねー、なんて言いながら、喋りたいだけ喋らせてる。

合間に

「まあそんなに押しすぎてもどうかなあ」

と暴走気味になってるこの子に言ってみても

「先輩!勢いつけなきゃ彼氏なんて出来ませんよ!」

と逆に言われてしまう。

 

私たちから離れたところでグラスを磨いてた店の男の子が、ちょっと笑ってる顔をした。多分聞いてるよなー。あとで文句言ってやる。

 

 
 

 

その後、後輩の彼女はギリギリ終電前に帰って行った。私のマンションはここから歩いていけるところなので、このバーに来た時は遅くまで飲んでいるのが常だった。

 

 

「ユリコさん、先輩っぽかったね」

ニヤニヤしながらカウンターの中の彼が私の前までやってきた。

「やっぱりなー。聞いてると思ったのよね、翔くん。普通聞いてても知らんふりするもんじゃない?」

「だってユリコさん困り顔で面白かったよ。ホントは言いたいことあるけど早く切り上げたいしって葛藤が見えてた。」

 

彼はここのバイトで翔くんという。マスターの甥っ子だそうで、今年の初めにハタチになってすぐバイトに入ったピチピチの大学3年生だ。顔がめちゃくちゃカッコいい。初めてここのカウンターで会った時は、あまりの顔の良さにガン見したまま視線を反らせなかったくらいだ。バイトなので会えない時もあったが、そんな時はやはりこちらもイケメンのマスターが相手をしてくれるので、どっちにしろここに来れば私には目の保養だし、客層としてはおじさまが多いこの店だけど、私にはとても居心地の良い場所だった。

 

翔くんは、2回目に会った時にはもう極上の笑顔で迎えてくれた。その顔は倒れそうになるほどイケメンだった。3回目の時は別の後輩に絡まれてここへきたのだが、その後輩と飲んでる間は近寄ってこなかった。だから後輩はイケメン翔くんを認識することなく終わって、私は翔くんを見せたかった気もあったけど、彼目当てでここに来られるのもイヤだな、と思ってたのでちょっとホッとした。

 

翔くんを見てたらなんとなく若い女性客にはあんまり近づかないようにしてるようだった。そういう子はあまり来ない店ではあったけど、連れの男の人に気を使ってるのか、女の子に構われたら面倒くさいのか、どっちにしろ自分のイケメンさを十分わかってるんだろうと思う。

私が一人の時は、ニコニコやってきて、たくさんおしゃべりをする。多分私が彼のバイト初日の客で、牽制することを覚える前に相手しちゃったからだと思う。私は翔くんの顔を肴に、若いっていいなあ〜、顔かわいいなあ〜、などと思いつつ薄めに作ってもらったカクテルをちびちび飲んでいた。