膵臓癌って ほんと 辛い
今年1月下旬から3月中旬まで、大阪府下の大病院に入院していました。
当然のことながら、入院中は、辛いこと苦しいこと一杯経験しますよね。
今日は、そのうちの、ひとつをお話しします。
○ 病院にて 大阪府内でも1、2を争う大病院に 入院
1. 何階に入院したかで 癌の部位がわかっちゃいます、もちろん内科もあります
当初、膵頭部癌Ⅳa フロアーは○○階南病棟、北病棟には胃癌、大腸がんだったか
なあ。
胃癌も大変なんでしょうけど、私が、膵臓癌だと話すと 胃癌患者さんから、しきりに
「かわい そうに」の連発。 辛いというよりも 腹が立ちました。
2. ナースさんから 「入院中に 友達つくるのもなあー」の一言
入院中のご婦人は、みなさん、仲良く情報交換。壮年は、全く会話なし。
これは、いかんと思い、入院してから、2人の壮年と名刺交換、友人に。
ナースさんに、「友達できたよ」と喜んで話すと、「この病気は、転移も再発のあるから」
「特に膵臓癌は、手術予定で入院しても、開腹して10パーセントは、転移がわかり、
癌切除しない場合があるから」「親しくなるのもねえ」、「でもいいことだと思う」との返事。
どっちやねんと思いながら
術後に、ナースさんの言ったことがよくわかりました。
その10パーセントに、自分が入っちゃいました。
開腹して肝臓への転移が判明。
術後、病棟も内科病棟に移動。
その後、入院中に友人になった壮年とリハビリで遭遇、
私の姿が病棟から消えたことを心配してくれていました。
名刺交換までしたのに、失礼なことをしました。
涙をこらえながら、転移があったことを説明。
友達にならんかったらよかったと思う自分を「なんと小さい男」と卑下しました。
現在は、週1回の抗癌剤治療のため、通院しています。いい病院です。